【琴線日記】砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 感想。
「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」
著:桜庭一樹
読了。
自分の力でお金を稼いだり、
自分の意志で生活を選んでいくこと
そんな力を持つことを
まだ許されない子どもたちが
生きていくために撃つ、
精一杯の弾丸。
親も環境も選べない子どもに
必要なのは、
きっと「安心」で
だけど 子どもは、
「安心」の意味さえ知らなくて。
こんな人生は全部嘘だって
嘘だから平気だって言って
へなちょこで
何の武器にもならない
飴玉の弾丸でも
撃ち続けるしかなかった
苦しくて 痛々しい
それぞれの 世界との戦い方
なんだか 久しぶりに、
本を読んで
ここまで泣いてしまいました
この人の本を全部読んでみたい、
と思ったのも久々。
万人におすすめできるか、
って言われたらすごく微妙だけど
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個人的には
すごく好きで
きっとずっと忘れないであろう
特別な一冊になるんだろうな、
と 思います。
あぁーーー。
できることなら、
中学生の自分に読ませてあげたかったあーーー!(°д°|||)
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でも 読めて本当によかった。
…そんな本。笑