【琴線日記】砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 感想。 | 菅野結以オフィシャルブログ「YUISTREAM(配信中)」Powered by Ameba

【琴線日記】砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 感想。




「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」

著:桜庭一樹




photo:01







読了。









自分の力でお金を稼いだり、

自分の意志で生活を選んでいくこと





そんな力を持つことを
まだ許されない子どもたちが





生きていくために撃つ、
精一杯の弾丸。








親も環境も選べない子どもに




必要なのは、
きっと「安心」で




だけど 子どもは、
「安心」の意味さえ知らなくて。







こんな人生は全部嘘だって
嘘だから平気だって言って




へなちょこで
何の武器にもならない


飴玉の弾丸でも
撃ち続けるしかなかった





苦しくて 痛々しい
それぞれの 世界との戦い方








なんだか 久しぶりに、

本を読んで
ここまで泣いてしまいました






この人の本を全部読んでみたい、

と思ったのも久々。







万人におすすめできるか、

って言われたらすごく微妙だけど[みんな:01]








個人的には
すごく好きで


きっとずっと忘れないであろう
特別な一冊になるんだろうな、
と 思います。












あぁーーー。





できることなら、

中学生の自分に読ませてあげたかったあーーー!(°д°|||)[みんな:02]






でも 読めて本当によかった。




…そんな本。笑