2022.02.07 レース結果
2/6(日)東京11R 東京新聞杯(GⅢ)〔芝1,600m・15頭〕11着[15人気]
左側にチークピーシズ着用。互角のスタートから好位3,4番手で流れに乗ります。そのまま4コーナーを回ると、残り200m付近で一旦は先頭に並びかけるものの、ゴール手前で力尽き、中団で流れ込んでいます。
奥村豊調教師「東京競馬場までの輸送は問題なく、心身ともに良い状態で臨むことができたと思います。
京都金杯ではゲートの出が一息に加えて、道中は折り合いを欠いてしまうなど消化不良なレースになってしまったことから、今回は悔いが残らないようジョッキーには、『ゲートの出には注意して、主張できるようならハナに立てばいいし、速い馬がいるようなら、好位でリズムよく走らせて欲しい』と伝えていましたが、こちらが考えていた通りのレースをしてくれたと思います。また、ここ最近は返し馬を行った後に気持ちが入り易いところが見受けられたので、今回は返し馬を行わずにゲートまで歩かせていきましたが、その効果でフレッシュな状態でレースに向かえたことで、敗れはしたものの悔いのない走りを見せてくれたと思います。
レース後、石川裕紀人騎手は『外からプレッシャーを掛けられて決して楽な展開ではなかったですが、道中は集中力を欠くようなことはなく、良い手応えのまま最後の直線に向くことが出来ました。追い出しに掛かると反応して伸びてくれましたが、外から交わされるとそこで甘くなってしまいました』とコメントしていました。
何とかもう一花咲かせてあげたかったですが、引退期限となります3月までにこの馬に合った適鞍が無いこと、そして無事に繁殖へ上げることも調教師としての使命ですから、オーナー・牧場サイドと協議した結果、この東京新聞杯をもちましてディアンドルの競走生活を終えることと致しました。ラストランを勝利で締めくくることが出来なかったのは残念ではありますが、無事に牧場へお返しすることが出来そうでホッとしています。
未勝利戦を勝ち上がってから葵ステークスまで5連勝を成し遂げてくれたものの、その後は思うように導いてあげることが出来ませんでした。ただ、5歳時に福島牝馬ステークスで本来の輝きを取り戻して2つ目となる重賞を獲ってくれましたし、厩舎一同、本当に感謝の気持ちで一杯です。
今後はお母さんとしての仕事が待っていますが、いい子を産んでディアンドル以上の活躍を期待したいですね。会員の皆様、ここまで思うような結果を残せずご迷惑をおかけしましたが、最後までディアンドルへのご声援をありがとうございました」
上記の通り、本レースをもちまして現役から退くこととなりました。近日中に競走馬登録を抹消し、今後は繁殖牝馬となる予定ですが、詳しいご案内は後日書面にて出資会員の皆様にご案内申し上げます。デビュー戦こそ勝利には至らなかったものの、未勝利戦の勝利から葵ステークスまで5連勝を成し遂げるとともに、重賞タイトルを獲得しました。その後は思うような走りが見られなかったものの、牧場・厩舎サイドの懸命な努力から5歳時の福島牝馬ステークスで2つ目の重賞制覇を飾りました。ラストランとなった東京新聞杯では思うような結果を残せなかったですが、最後まで無事に走り終えた本馬への温かいご声援、誠にありがとうございました。
最後まで頑張ってくれました!
結果は出ませんでしたが、先行して直線までは良く走ってくれました。
もう少し早めに動けば等思うことがないわけではありませんが、それでも勝てたかというと難しかったと思いますし、何より一番は無事に完走してくれることでした。
それが達成できてホッとしています。
そして予想通り引退が決定。
愛馬たちの中で、初めて重賞を制覇してくれた仔です。
G1でも好走してくれた本当に偉い仔です。
1歳の時に見学させてもらいましたが、風やそのせいで音を立てる扉の音にビビっていたのは今でも忘れられません笑
そんな仔がここまで登りつめてくれるとは。
サラブレッドは正しく成長させれば素晴らしい出来事に出会えるのだと思わせてくれました。
その育成を担当してくれたノーザンファームスタッフさん、そして奥村豊厩舎スタッフさんには心から感謝です。
奥村先生もこの仔の適性などについて良く検討してくれたと思いますし、可能性を拡げてくれました。
この姿勢は大変素晴らしく、他にも愛馬を検討する上で、この厩舎に入るならと決め手になっています。
これからも更に成績を上げて関西を代表する厩舎になって欲しいです。
この後は生まれ故郷のノーザンファームで繁殖生活を送ることとなります。
いつかまたこの仔の仔を持てる日が来ることを楽しみにしています!
ディアンドルお疲れ様!
ありがとうございました!
(^^)/
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