長男(特性&手帳持ち・小さいIT企業でクローズ就労)は来年30歳になります。

 

30歳が目前に迫った長男、今非常に落ち込んでいます。

特性的に落ち込みやすく、自分を卑下しやすいのですが、ここ最近は特に暗雲のカプセルの中にいるような感じです。

何もできないまま30歳になってしまう、と。

 

 

原因は次男(東京私大4年・一応プロゲーマー)の存在です。

この人は今、派手に海外を飛びまわってます。

ゲームの大会に参加するために。(写真はイメージです)

 

 

私も、どんだけ日本にいないんだ!

よく体力が続くなと思っています。

(そのうち大病しそう。ネガティブ

 

長男が先日言いました。

 

「あの人(弟)はなぜ夢が全て叶うのか。自分は何1つ叶わないのに。」

 

次男は幼少の頃よりビックマウスで、やりたいことは悩む前に飛び込んで走りながら何とかするタイプ。

人から何か言われても全く意に介さず、売られた喧嘩は異次元方向からお返し。自分に対して卑下は微塵もなく、失敗は誰でもするのでそこから学べばいいやん、はい、次!という楽観思考。

 

多数の人とかかわりを持ち(国境を越えて)、情報、援助、協力を得るので、単独で動くよりもはるかに効率が良く、機会を得るチャンスも各段に多いです。

 

 

かたや、長男。

一般の会社でなんとか働けてはいますが、誰とも関係を築かない(築けない)ので、何事も1人で対処することになります。

温厚で親切な人ですが、閉鎖的な世界にぽつんと存在しており、過去の記憶すらどんどん閉じて行っているように見えるので、何か希望があっても自分の努力だけでは機会は得にくいと思われます。

親以外の他人からの情報、援助、協力がないわけですから。

やる前に色々考えてしまいますしね。

 

 

長男は医学的判断で「先天的に人より出来ないことがある」と認定されているわけで…それ故障害者手帳が発行されている訳で…なので、もっと人と話せば?とか言えない訳で。

 

脳が非常に疲弊しやすい特徴もありますしね。

頑張らない生き方が一番なのですが…。

(一般企業でクローズ就労してるだけですでに相当頑張ってますが。)

 

子どもを育てるという事は、自分が知らない人生を経験する事だと聞いた事があります。

今まさに、私は自分には全く縁がない生き方を2パターン間近で見ています。

 

1人は卑下し過ぎ。

1人は無茶し過ぎ。

 

正直しんどいです。

親の私がどう思おうと、現実はそのまま進んでいきますしね。

 

生き方に悩みはつきものと心得て、ちょっとお高めのプリンを長男と食べながら、彼の短めの心の声を頷きつつ聞いています。