余りの忙しさに首が回っていない神奈です。
5月の最後の週あたりから、しばらくブログをお休みにさせてもらう予定です。
よろしくお願いします。
さて、土地Bと駐車場②が亡父個人と他会社とが直接賃貸契約を結んでいた件ですが…ユニクロ系弁護士の考えでは、たとえ亡父個人名の賃貸契約書であっても、Jabba社がお父さんそのものであった状態が考えられるので(個人=法人で同一)、Jabba社が
「土地A、土地B、駐車場②をお父さんから借りて他社に貸している。」
と、主張すれば、裁判所はそれを認める可能性が高いとのことでした。
裁判官は「実際に起きていたことがどうだったか?」に焦点を当てるため、契約書の内容が違っていたとしても、現実的に「お父さんがJabba社に土地を貸しているような形」の状態であり、それが長年続いているなら、その状態そのものを重要視するはず…という説明でした。
実際、上記3つの土地の賃料はJabba社の銀行口座に振り込まれています。
この事実も上記の考え方を支持する、という事でした。
「振込先を決定したのはお父さんである」事を否定できる証拠がないため。
が、しかし、月6万円でJabba社がお父さんから借りているはずが、お父さんの遺産の銀行口座には過去に一度も6万円が振り込まれたことがありません。
毎月現金を手渡ししていた…という事も考えられるので、これに対してうちの女弁護士と鑑真弁護士が遺産分割の調停中に、
「もしそうなら、領収証を出せ!」
と主張し、ジャバーズから無視された経緯があります。
ユニクロ系弁護士の結論としては、
Jabba社が月6万円をお父さんに支払った証拠がないことや、叩けばまだ色々不都合なことが出てくる可能性があるなら、家賃収入と相殺される固定資産税をわざわざ請求してこないのではないか?
また、がん闘病中のお母さん個人が裁判の手続きをしないといけないので、少額の裁判は面倒に感じるのではないか?
抗がん剤治療はかなりしんどいはずなのなので。
が、もし、向こうが何か言ってきて、絶対に相手と直接話をしたくないというのであれば、私が交渉の依頼を引き受けても良いですよ。
ありがたいことです。
話の内容は私たちに不利なものでしたが、スッキリしたというか…対処法はあると感じたと言うか、まあほっといても何とでもなると感じ、この弁護士に相談して良かったなと思ったのでした。
全体像が見えた感じですかね。
あ、そういえば、
「調停でお願いしていた女弁護士にご相談されなかったのはなぜですか?」
と聞かれ、猛烈に焦りました。
ユニクロ系弁護士が気にするのはわかりますが、
「ジャバーズには今後二度と絶対関りたくない!」
と女弁護士が真顔で言った…というフィクション系事実を言う勇気がなく。
で、言うに困って
「非常に合理的な先生なので、無駄な質問をすると怒られたりするので…。」
と、女弁護士が悪い様な言い方をしてしまいました。
ごめんなさ~い!
とりあえず、この件は様子見となりました。