私は、とある福祉施設で働いています。
精神疾患がある人は受け入れないタイプの作業所的な施設です。
最近、人が足らない事実を痛感することがありました。
うちの施設も勿論足りていませんが、それ以上に足りていないのが障害がある人を受け入れるグループホームです。
あるグループホームで、夜勤ができる人が徐々にいなくなり、昨年末からついに夜間スタッフがグループホームに1人もいない!という状況になったのです。
入居時の案内では、当然「24時間スタッフが見守る」の謳い文句だったので、このグループホームに家族を預けているご家庭はかなり困惑されていました。
当たり前ですが、抗議は相当されたようです。
が、しかし、いないものはいない。
無い袖はふれません。
安全のため、他のグループホームにかわろうとする人もいましたが、いまだに同じ施設に在籍なので、かわれない事情が何かあるのでしょう。
受け皿がそもそも少なく、空きが無かったのかもしれません。
話は変わりますが、うちの施設の正社員さんたちは、関連のグループホームの夜勤を当番制でやらなくてはいけないそうです。
(やはりグループホームの夜勤が見つからないため。)
また、フルタイムのパートの人(60歳オーバー)も、上からお願いされて週に1回グループホームの夜勤に行かれています。(自宅が近いらしい)
が、現在「結構シンドイ」と漏らしています。
無料で配布されている「お仕事探し」の冊子にも、多数の「夜勤が出来る人」「夜勤専従」の募集が掲載されてます。
夜勤を募集しているのは福祉関連の施設だけではないので、今後ますますこういう話が増えるのではないかと危惧しています。