「古きこと稀なり」昔はそうであっても、現代では70才はまだ若いともいえる?                                           

                                       

3年ぶりに投稿いたしました。

 

大手術から8年が経過しようとしています。ガン細胞を取り除けば治ると単純に考えていましたが、甘かったです。いろいろとトラブルが起こりました。

 

手術後は体力が低下した為か、思考能力が落ち、脚・腰はもちろん、目・鼻・耳・歯まで弱くなりました。老化が一気に進んだようです。

 

それでも鍼灸師として、平日は午前中のみではありますが治療にあたってきました。

 

すべてが衰えていると感じていましたが、不思議と診断技術と治療技術は精度が高まっています。仲間との勉強会でもまだ技術差を保っています。これでは鍼灸治療には思考能力は必要ないということになってしまう。そんなことはないと思う。大事なのは観察力と探究心ではないかと思っています。

 

同級生は、現役で仕事を続けている者もいれば、退職後、悠々自適な生活を送っている者もいます。人それぞれで、私のように病気で仕事も遊びも制限されてしまった者もいる。世の中の流れからはじき出されたと思ったこともありました。

 

しかし、古稀を迎えることをきっかけにもうひと頑張りして、何か人の為になることをしたいと思うようになったのです。