奥歯のセラミックが欠けて根管治療の管が折れていた。
歯科治療が原因で他の病気を発症する事はけっこう多い。
高度経済成長の1960年代生まれの私。
小学生で矯正歯科というのを受けている。
それ以来、歯の至る所を治療している。
歯科矯正は、残念ながら返って悪くしたように思う。
経絡鍼灸師の講師をさせて貰い、素人さんより経絡の知識を身につけた。
すると歯と経絡の関係もわかってくる。
上顎と下顎に分けるだけの鍼灸学校の知識だけでは、到底無理な話。
もともと体質が経絡人間。
どこにエネルギーが通っているか分かってしまう体質。
歯科学の研究の中には、32本の歯のポジションと十二正経(経絡)を関連付けたアトラスが存在する。
私の体感も歯のアトラスと共通する反応を示した。
お世話になった柳本Dentalドクターは、私の身体反応に大変興味を持たれた。
学術書と生身の人間の反応が一致するかどうかを実験されたかったのだろう。
私も自分の身体で体感することが面白くもあった。
根幹治療をした部分は、何年か後に体力が落ちたり、免疫が下がると。
治療箇所に菌が混入しているとそこから腐敗、菌の増殖が侵攻することがある。
すると、歯から顎の骨まで「腐骨」と言って感染が侵攻を起こす。
この骨への感染によって、毛細血管の血液循環が滞る。
また腐敗菌が毛細血管から、体全体に広がってしまう。
これによって原因不明の病気が発生したりする。
身体が怠かったり。重かったり。スッキリしなかったり。やる気が起こらなかったり。身体に腫れ物ができたり。ガンの要因になったりもする。
歯を疑ってみることをオススメする。
私の場合は、
そこでボーンキャビテーション
という療法を受けた。
1mm〜数mm感染した骨を削る治療だ。
ことろが、この療法は、日本の歯科医師会では教えていない。
教科書に出ていない療法だ。
保険治療範囲内では、受けることができない治療法だ。
原因不明の病気は大概は老化や膠原病として片付けられてきた。
病気の原因の多くが歯にある。
と、私は臨床体験や自身の体験から考えている。
口腔外科や口腔内科という領域が内科や外科以上に重要であると体感している。
歯科医療を患者の立場で考える必要は大いにある。
次回につづく。