今日で85歳の誕生日を迎えた父。
先日、母が旅立ってからは一人暮らしになっている。
もともと父との関係性は、
かなり劣悪な時が続いた。
これはおそらく最近までではなかろうか。
急に変化してきたのは、母の死がきっかけではある。
80代の荷物の多さが指摘されているが、
第二次大戦で疎開を経験している世代。
白いご飯がお腹一杯食べられなかった世代。
高度経済成長時には会社に貢献して働き、
退職後は年金生活。
それでやっていけると思い込んでいた世代だ。
子供たちには経験上から
『いい学校、いい大学、いい会社。』
そういう風に実社会ではこれが有利と教え込んでいた。
私たち子供はどこかおかしいと感じながら、
受け入れる素直な子供が多かった。
私とくれば、
高校生の頃に疑問を抱き登校拒否のような状態。
同級生たちとはかなり違った経緯を進んだ。
30代で循環型社会と不耕作農法を学んだりと、
自然農の福岡さんに会いに行ったり。
私の行動は理解できなかっただろう。
それから20年。
予想されていた時代が展開し始めた。
恐れることはない。
大量リストラと経済の不安。
それでも恐れることはない。
自分の中の本来の自分に目覚めるように、
自分自身との対話しかない。
波長が同種の波長を呼びよせる。
だからできるだけ穏やかでいられるように。
先ずは呼吸を整えよう。
外出する前に自分の波長を調整しよう。
外出を控えて下さいというのは、
そんな調整をするトレーニングの場所の提供だ。
慌てることはない。
いま始めるのは自身との対話。
本来を知っている自分との出会いを早めること。
ビックチャンスなのかもしれない。