テレワークという言葉を普及させるのに、
今回の新型コロナウイルスの流行ほど、
貢献したものは無いだろう。
総務省や厚生労働省がどれほど頑張っても、
企業は定時労働のシステムを変えるどころか、
待遇面でも賃金の値上げをしてこなかった。
然し乍ら、急遽、発令した小中高校の一斉休暇の、
つじつま合わせのように、
低学年児童を抱える親への補償制度が言われだした。
今回の日本政府の対応の悪さを世界は見逃さない。
いっぽいう、
同じようにウイルス感染が広がりだしたシンガポールでは、
大統領や国会議員の給料削減、半額カットのどの法案が通過。
それを、
最前線で働く政府系スタッフ。
医療従事者や保健省スタッフなどの方々に、
1ヶ月賞与を支給し感謝の気持ちを表すと発表した。
政治家は 1ヵ月の給与カット。
ハリマ大統領も同様である。
国全体で応援する気持ちを表している。
新型コロナウィルスの困難を、
一体になって皆で乗り越えるという意思表示。
これこそ本来の侍の姿ではないのか。
JAPANの心だったと思うのは、
私の勝手な理想像なのか。