「師仙」という言葉

 

神仙界に住むの師匠。

 

 

神仙道に師仙という捉え方がある。

 

 

師仙に付いて貰えないと、様々なご神縁が結ばれない。

 

 

では、「師仙」が付くとどうなるのか。

 

 

 

① 神仙界の世界に導いてもらえるもらえる。

② 神仙界に付いての資料に出会える。

③ 神仙界に詳しい人に出会える。

 

 

という現象が身の回りに発生する。

 

 

 

文政五年(1822年)、

 

 

国学者である平田篤胤 氏は、

 

『仙界異聞〜仙童寅吉物語』を発表している。

 

 

寅吉という神仙の世界に連れて行かれた少年から、

仙人界に住む者たちの衣食住や祭祀の仕方をインタビューする。

 

 

彼らの修行・医療・呪術などの質問を繰り返している。

 

 

その内容を、『仙境異聞』(全2巻)という書物で著した。


『勝五郎再生記聞』という、

臨死体験をして前世の記憶を取り戻した。

という少年の取材の話も著している。

 

 

現代でいう木内鶴彦さんの様な存在。

 

 

 

 

 

1850年代から1900年代初頭までの時代は、

西洋でも心霊主義(スピリチュアリズム) が流行した。

 

 

この時代、

日本で死後の世界や不思議な話などを調査したり、

研究しようという流れが先駆けのように起きた。

 

 

大変興味深い話だ。