今週末都内の某所で
「お気軽コンサート」というのが催されます。
演奏時間はひとり10分だけど、
弾きたい人が、弾きたいものを、弾く。
これはチャンスです!
モーツァルトのヘ長調ソナタ KV332の
2&3楽章を
オペラのように弾こう!
もちろんアレクサンダーテクニークを使って。
①皆さんと共にあることを願って聴衆の方に向かう。
②モーツァルトの愉快なオペラティックワールドに
招待するように微笑みながらお辞儀をする。
③頭が自由に動くことを願いながらピアノに向かい
④膝と股関節をしっかり折って、
骨盤底で脊椎と頭を支えるように座る。
⑤頭が自由に動いて、指先が鍵盤のほうに向かい
⑥鎖骨から弾く。
第2楽章はフィガロの伯爵夫人を歌う
シュワルツコプフのように・・・
第3楽章は、ワルターのように指揮をしよう。
音楽が湧き上がるように。
泣いたり笑ったり。
自分も音楽の外側にいて
皆さんと共に音楽を楽しむように!
こう聴きたいというイメージを聴き
実際の音を聴く。
いつものように
まちがえないように
とか
お行儀よくではなく
「アガル」ことも忘れて。
少々ハメをはずすくらい
愉快なブッフォを演じられたら!
モーツァルトのピアノソナタ
イ長調のトルコマーチ付きは「後宮への誘拐」風
変ロ長調 KV333は「コシ・ファン・トゥッテ」風
ハ短調は「ドン・ジョヴァンニ」風
ハ長調ソナチネは「魔笛」風
なんて、どうかな?
成功を祈ってくださいね!