かんなです。
それは、突然始まった。
学校に行こうと玄関のドアを開けたら
一面に広がる白銀の世界。
街灯のオレンジでぼんやりと見えたのは
外に一歩踏み出すと、すぐに自分を襲ってきたのは-2℃の冷たい空気。
やばい。
楽しい!!!!
急に寒くなったぞ!
しかも車にも霜が降っててキラキラ輝いてるし
外はまだ夜だから、この新世界を自分が独占しているのだと思ったらワクワクして仕方なかった。
ふと地面を見ると、
コンクリートにも霜が降っていて
歩く度にシャリシャリといい音が聞こえて、足の裏から全身にパリッとした衝撃が共鳴していく。
東京ではこんな綺麗な早朝にお目にかかることはないからとても嬉しかった。
しかし、この快楽も長くは続かなかった。
なんせ、急に温度がマイナスまで下がったので
学校中で風邪が流行った。
自分は、土曜日に喉が痛くなって
鼻水が止まらなくて咳が出て…とまあ普通の風邪だった。
学校の誰もが、この風邪がコロナでないことは確信していた。
その頃自分は他の病気の影に怯えていた。
中耳炎だ。
ある日、鼻をかんでいると
『ポコッ ピーーー』という音が左耳から聞こえたのだ。
これは鼓膜だ。鼓膜が動いた。
それから、何か詰まったような感覚が続いて
首を回すと『ヴォン』という、STARWARSの刀を振り回りた時の音が鼓膜から鳴った。
やばい。これ何かおかしい。
そう思った時には、もうスマホ片手に検索していた。
「鼻をかむ 鼓膜 動く 🔎」
あった。
『鼻を強く噛むと鼓膜に強い圧力がかかり、細菌やウイルスを介した鼻水が、耳管を通して中耳に送り込まれる』
『急性中耳炎の原因』
な、、、、、、、。
それからと言うもの、鼻をかむ度に鼓膜がポコポコ動くから毎回ハラハラしている。
今のところ何も痛みや聴覚に異常はないからいいけど、もし何かあったらどうしようか。
あぁ、阿呆らしい。
阿呆らしいったらありゃしない。
まあ大丈夫でしょう。
なんせわたくし、丈夫以外のなんの取り柄もない人間なので 多少のことじゃビクともしません。
まあ風邪ひいたけどね。
赤信号 みんなで渡れば 怖くない
みたいに
風邪もみんなでかかれば、それは風邪ではなくてこの状態が『通常』 になるので大丈夫です。
今日は12/16。
体調は9割治ってます。
んじゃ。
かんな