3.11から9年/福島の今   | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

「原発なくそう ミツバチの会」の活動報告や事務局ノブクンの日々のつぶやきを発信しています。

聖火リレーは「偽りの復興」、五輪に複雑な思い抱く双葉町民

 
 「福島県双葉町では3月下旬に行われる聖火リレーに向けて、沿道の整備が続いている。

 だが地元の人々は、うわべだけ飾り立てても復興には程遠いと話す。双葉町に立地する福島第1原発では依然廃炉作業が続いている。

 大沼勇治さんは原発事故で避難した。 大沼さんは、町が政府による「偽りの復興PR」に利用されていると感じている。

 「五輪のためだけに避難指示を解除したり、道がボロボロのところを整備しているだけ。 町民目線では全然復興していない、言葉だけの復興だ。逆に沿岸部の方は(除染廃棄物の入った)フレコンバッグや、家屋を解体したごみが積まれているので、逆じゃないかな、と。そんなところに避難指示解除して帰還させようとするのがちょっと疑問です。」」    「ロイター」より
 
 

 

こちら原発取材班東京新聞

 

福島第一原発事故に伴い発生した除染土はどう処理されるのか。1月には空から見た現状をレポートしましたが、今回は中間貯蔵施設の中に入り、その模様をまとめました。

 

https://www.youtube.com/watch?v=L6_hKJIescg

 

 

今日は3月11日、あの悲劇から9年。

多くの涙と哀しみが溢れたあの日を忘れるわけにはいかない。

そして福島の今も忘れるわけにはいかない。

「アンダーコントロール」などと言ってのける為政者が未だにこの国のトップにいる事実を忘れるわけにはいかない。

 

聖火リレーのスタート地点の汚染は100万ベクレル/kgを超えていた(東電測定)

3行まとめ

・昨年11月、聖火リレーのスタート地点Jヴィレッジで高線量汚染が見つかった。

・12月3日に東京電力がJヴィレッジの汚染土壌を除去し、原因など分析をすると説明していた。

・東電自らは土壌分析結果を公表せず、2月に取材したところ、103万ベクレル/kgの地点などがあることが分かった。

 

http://oshidori-makoken.com/?p=4297&fbclid=IwAR3_iI_NFI07FRCbXENy-KmTt11wP0ylfgHgjJnrEiRSNPT-7fELKlPTP2o

 

【復興五輪と聖火リレー】「聖火リレーコースの7割近くが高濃度汚染」測定グループなどが日本外国特派員協会で会見。「被曝続いているのに五輪で〝復興〟などあり得ない」

原発事故後の福島県内で放射能測定を続けている市民グループや住民たち3人が3日午後、都内で会見し、今月26日に「Jヴィレッジ」(福島県双葉郡楢葉町)で始まる聖火リレーについて、測定結果を示しながら「リレーコースや周辺の放射能汚染は依然として解消されていない」と発表した。福島県は「問題無い」と公表しているが、聖火リレーコースの土壌汚染密度は7割近くが「チェルノブイリ法」での避難基準を上回るほどで、飯舘村では214万Bq/㎡に達した。3人は「原発事故はまだ終わっていない。せめて吸い込まないよう注意喚起を」と訴えている。
 
 
 

東電本店合同抗議を続ける皆さまへ

長い年月、毎月、東電前で行動を起こしてくださっている皆さまに

心から感謝

                    福島より 武藤類子

                      2020年3月7日

 

 長い年月、毎月、東電前で行動を起こしてくださっている皆さまに、

心から感謝いたします。原発事故から9年。

 今、それぞれの胸の中で、原発事故はどのように感じられているの

でしょうか。

 私は最近、この9年間に失ったものへの懐かしさに、胸が苦しく

なります。

 癒されることのない傷は、更に被害者を追い詰めて行きます。

 

 福島県で昨年震災関連自殺と認定された人は12人、今までに115人に

なります。

 福島は3月に行われるオリンピック聖火リレーが最大の話題となり、

それを利用して事故がもたらした様々な問題や困難を、

強引に片付けようとしたり、上手に隠したりしています。

 

 今まで帰還困難区域だった地域も、部分的に避難指示を解除し人を

帰し、不通となっていた常磐線も帰還困難区域を含めて、全線開通

させます。

 聖火リレーが出発するJヴィレッジには、既に全国から大人も子ども

も集まりサッカーに興じています。このオリンピックは「復興五輪」と

呼ばれますが、被害者にとっての復興などいったいどこにあるの

でしょうか。

 

 また、このオリンピックは「汚染水はアンダーコントロールされて

いる」という、アベ首相の嘘から始まりました。

 原発サイト内のタンクに貯められたALPS処理汚染水は120万トンを

超えました。経産省の汚染水に関する小委員会は、それを海洋や蒸気

放出する提案を、漁業者や県民の反対の声を聞くことなく、地元町民の

ためにと、強引に取りまとめました。

 

 昨年始まった原発サイト内の排気筒解体工事は、トラブルが続き、

完全に遠隔操作で行うはずの工事でしたがゴンドラで人が登り、

外側からグラインダーで切るなど結局人が登る事態が何度も起きて

います。

 

 昨年9月に東京地方裁判所が下した東電旧経営陣の、原発事故の

責任を問う刑事裁判の判決は信じられないことに被告人全員が

「無罪」でした。

 この判決は、福島県民をはじめ多くの被害者にとってはおおよそ

納得のできないものであり、更なる苦悩と失望を与えました。

 検察官役の指定弁護士は「原子力行政に忖度した判決」とコメント

しました。

 37回に渡って行われた公判で明らかにされた、多くの証拠や証言を

ほとんど反映せず、東電に有利な証拠ばかりを拾った判決文でした。

 

 裁判所は間違った判断をしました。あれだけの証言や証拠があり

ながら、「これでも罪が問えないのか」と悔しく思います。

 今後裁判は、控訴審に移ります。裁判所には、他の権力から完全に

独立した正義の砦であって欲しいと望み続け、私たちの尊厳を取り戻す

ために控訴審を闘って行きたいと思います。

 

 東京電力は、ADRの和解案を多数拒否し、福島地裁がだした和解案

までを拒否しました。

 原発事故の被害者が何を失ったのかを、本当に分かろうとしているの

でしょうか。

 いったい誰のせいで、私たち被害者の苦しみはあるのでしょうか。

 東電は原発事故の責任をしっかりと自覚し、日本原電への債務保証

などゆめゆめ考えることなく、被害者への完全な賠償と原子力からの

即時撤退を強く望みます。

 

 東電本店行動抗議行動の皆さま、どうか健康に気をつけて、

ゆるぎない闘いを続けてください。私も福島の地で、ともに頑張って

いきたいと思います。

 

 

何をいっているのかよく分からない小泉環境大臣のボクちゃん。

パフォーマンスで5100ベクレル/kgもの高濃度鉢植えを大臣室に持ちこんだんだって。

 

「頭おかしいとしか思えない
「県内の中間貯蔵施設に搬入された除染土のうち、放射能濃度が中央値より高い1キロ当たり約5100ベクレルものを、それぞれ2~5キロ使用。プランター用の土をかぶせ、2個を大臣室に、他は幹部の部屋に置いた」

こんな高濃度の放射能汚染物質、日常空間にあってはならないんですよ、、福島第一原発事故前はそうでした

2007年7月の中越地震で柏崎刈羽原発で、「低濃度」放射性廃棄物が入った黄色いドラム缶が倒れて、数本の蓋が開いて、床が微量の放射能汚染、とニュースになりました。

http://www.asahi.com/special/070716/TKY200707200583.html 

こんな黄色いドラム缶の画像はインパクトありましたが、もっともっと高い濃度の放射能汚染されてるからと除去した放射能汚染土を、これから全国に用途を定めず国が農地や公園にも、使用するというのは、本当に狂気の沙汰としかいえないです

パフォーマンスで大臣の部屋に放射能汚染物質を置くとか、外国からどう見えるんですかね 本当に異常です

メディアが毎日批判して世論喚起してほしいし、関心持って動く人を少しでも私達もなんとか増やさないと止まりようがないと思う。本当に異常事態ですよ、、」   FBより

 

 

そして別件で見逃せない動向

株価2万割れで危惧される我々の年金資金の消失。

 

「安部政権になって、株価対策として年金資金が使われている。その額は既に81兆円。仮に日経平均が1万6千円程度に下がれば、2019年3月末比で26兆円もの国民の年金が消失することになる。慎重な意見もあったのに、安部政権は押し切った。「危ないと思ったが、やはり間違いでした」では済まない。」  小沢一郎ツイート

 

明石順平 弁護士
「世界で唯一、株に金を突っ込みまくる中央銀行。それが日銀。国民のためではなく、アベの保身のためにやっている。カサアゲ株価がアベの求心力の源になっているから必死で買い支える。」

 

 

日銀は必死の馬鹿買いを続けている。博打と同じで損しそうだから資金注ぎ込みで株価維持に懸命だ。パチンコで大負けしたからサラ金で金を借りてる構図だな。

こんなことをやってる中央銀行は日本だけ。

中央銀行なしでは株価の維持が出来ない日本の経済構造が出来上がっている。

でも僕ら国民は国民の財産である年金資金の株式市場投入なんて認めた覚えはないぞ。