「武漢在住のジャーナリストが23日に撮影した映像です。公表は25日。混乱する中で、なんとか平常の生活を守ろうと黙々と働き続ける様々な職業の人たちが写されています。そして、武漢の街の美しさに息をのみます。
人が出歩かなくなり、ほとんど無人の街の中と買い物客であふれるスーパーマーケットの対照がすごいです。おそらく、病院にも人が殺到して大変なことになっているのでしょう。
スーパーマーケットの客も店員も異常な状況の中で、平静を保とうとしていることがわかります。
この映像を撮影している方自身も映ります。この映像の全体が、なんとか、街が平静を取り戻してほしいという祈りに近い感情で作られているように感じます。多くの市民は、食べ物を買い込んで、家の中に閉じこもっているようです。賢明な対応ですね。
日本にも、このウィルスは確実に持ち込まれました。いまのところ、感染者は三名とされています。潜伏期間は二週間。日本国内で、二次感染が間もなく発生した時に、日本国民は、武漢の人たちのような平静な対応ができるでしょうか。
日本政府は、ウィルスの拡散を防ぐためにどんな対策を講じているのでしょうか。
すくなくとも、感染が疑われる症状が発生した時に、どのように対応するのか、有効な治療法がない中で、どのように対応すれば、命が助かる可能性が高いのか、その具体的な方法や情報が市民に対して周知されるべきです。
この国に暮らすすべての市民の安全を守るために。」 海渡雄一弁護士FBより
連日ニュースのトップで報道されているコロナウィルス問題。
我が家の近くにある中国人ツアー客専用のホテルにも影響は出ているんだろうか。
この映像を見ると、若いジャーナリストの必死の思いがよく伝わってくる。
一刻も早い収束を願う。