60番は首相案件 | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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「国立公文書館にいます。招待区分「60」はやはり、「総理大臣」。平成17年桜を見る会。このときは、60総理737人、61自民党1483人。62公明党200人、65官房長官132人、66官房副長官192人。60から63が総理大臣推薦者のくくり。昨日の内閣府の説明、60番台は官邸・与党というのとも符合します。」   日本共産党・宮本徹衆議院議員のtwitterから

 

 

「60」やはり総理枠

桜を見る会 宮本議員、公文書で確認

2019年12月25日

13年前、「安倍官房長官」も決裁

 「安倍晋三首相主催の「桜を見る会」の招待状に付された「60」の区分番号に関し、同番号が「総理大臣」推薦の招待者であることを示す公文書が国立公文書館に保管されていたことが24日、明らかになりました。日本共産党の宮本徹衆院議員が同日確認し、国会内で開かれた野党の桜を見る会「追及本部」のヒアリングで示しました。区分番号「60」は、マルチ商法会社「ジャパンライフ」会長(当時)に2015年に送られた招待状に付されており、安倍晋三首相の推薦枠で招かれた疑いがいっそう強まりました。

野党ヒアリング 内閣府も認める

 宮本氏が明らかにしたのは、同日付で開示された2005年の桜を見る会の「分野別招待者数」の写し。同文書は「平成18年(06年)桜を見る会決裁」というファイルの中に含まれています。

 

 それによると、すべての区分番号の横には招待者の肩書がふられており、「60」~「63」は「総理大臣推薦者」と区分され、「60」が「総理大臣」となっていました。05年当時の首相は小泉純一郎氏でしたが、「総理枠」は737人で、安倍首相の今年の「総理枠」とされる約1000人より少なくなっています。

 

 内閣府は、今回の「桜を見る会」疑惑で招待者名簿を最終的に取りまとめるさいの「決裁行為」は一切なかったと説明していますが、06年の同会では最終決裁者として小泉首相、当時官房長官だった安倍氏をはじめ内閣府事務次官、官房長、大臣官房審議官らの印のある決裁文書も存在することが判明しました。

 

 ヒアリングで宮本氏は内閣府に対し、政府が23日の参院内閣委員会理事会で区分番号について「60番台が官邸や与党枠」と認めたことをあげ、「『60』は『総理枠』ですね」とただしました。

 

 内閣府の担当者は「05年は、そう(『総理枠』)だったのかもしれない」と答弁。05年以降、区分番号「60」を「総理枠」から変えた事実があるのか、と問われても答えられませんでした。

 野党側は、区分番号「60」について過去の記録を全て調べて明らかにするよう求めました。」   「しんぶん赤旗」より

 

 

「60」を巡る攻防激化 ジャパンライフ問題、与党の「防衛ライン」とは

 

「また、野党側は招待者名簿データの廃棄記録の提出を求めたが、内閣府は「これ以上調査しない」と拒否。ほかの質問でも、従来の説明を繰り返すか、野党が主張する再調査を拒否した。

 

 杉尾氏は終了後、記者団に「半歩前進したが、納得できない点が多々あるので、徹底的にしつこく(追及を)やっていかなければいけない」と述べ、理事会を再度開くよう与党に求める考えを示した。

 

 共産の小池晃書記局長は同日の記者会見で「(衆院で)聞き取りの必要はないと言っていたのに、(参院で)聞き取った結果、明らかな事実が出てきたので、もっと聞き取らないといけない。全く解決していないので、引き続き追及していきたい」と述べた。

 

 理事会の開催は与野党合意に基づく。17日には衆院内閣委理事会が開かれたが、「60」の番号が「首相枠」か否かの質問に対し「配送するため便宜的につけたもので、それ以上調査する必要はない」と回答。それ以外の質問にも大半は従来通りの回答を繰り返すのみだった。」               「毎日新聞」より

 

https://mainichi.jp/articles/20191223/k00/00m/010/243000c

 

 

今の日本の政治の腐敗の原因は、安倍内閣に対する忖度が、あらゆる所に蔓延していることだ。

官僚は必死になってアベシンゾウをかばい、自民党の議員連中は追随するか口をつぐむ連中が大半、マスコミはご機嫌伺いの報道が闊歩する。その政権の中心を担っているのが警察と経産省出身の官僚たちだ。

そんな現状について、水島朝穂早大教授は「「反社勢力」に乗っ取られた日本――安倍政権7年の「悪夢」」と痛烈に批判している。

 

「そして、昨年暮れの直言「安倍政権の「影と闇」―「悪業と悪行」の6年」では、この政権の際立った特徴として、「すさまじいばかりの「権力の私物化」」を挙げて、こう述べている。「安倍晋三という類まれなる「大災相」をトップにいただき、その配偶者の突き抜けた奔放さが矛盾と傷口を拡大している」と。

 

昨年末のこの「直言」では、山口敬之についても書いている。冒頭右の写真にある『総理』(幻冬舎、2016年6月10日刊行)を古書店サイトで57円(配送料256円)で購入した。安倍晋三という政治家と「出会った当初からウマが合った」として、安倍との「至近距離」での付き合いを得々と綴った本である。

 

山口は、2007年の政権投げ出しで落ち込む安倍を励まし、2012年4月に高尾山登山を一緒にした官僚たち(今井尚哉(経産省)、北村滋(警察庁)ら)と安倍復活に奔走する。7年前に誕生した安倍官邸はこの「高尾山登山メンバー」が中枢を占め、その一人である北村内閣情報官(当時、現在・国家安全保障局長)が、伊藤詩織さんに対する準強姦(現在は強制性交等罪)容疑で逮捕状執行直前の山口を、中村格警視庁刑事部長(当時、現在・警察庁官房長)を動かして救ったことは、いまや世界各国のメディアでも報道されるに至っている。

 

山口の姉が昭恵夫人の聖心女子学院中・高等科、専門学校までの同級生で、中村は菅義偉官房長官の元秘書官だった。このような親密圏に支配されるいまの日本は、裁判官が発給した逮捕令状が執行されないという、法治国家にあるまじき、(犯罪)放置国家の様相を呈している。まさに警察権力の私物化である。」   「平和憲法のメッセージ」より

 

全文は下記から。

 

www.asaho.com/jpn/bkno/2019/1223.html    ←このURLを検索サイトにコピーしてお読みください。