いよいよ日本も独裁国家なみ/アベシンゾウの演説にヤジを飛ばしただけで警察が強制排除 | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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ヤジの市民を道警が排除 安倍首相の街頭演説中

「15日に札幌市中央区であった安倍晋三首相の参院選の街頭演説の際、演説中にヤジを飛ばした市民を北海道警の警官が取り押さえ、演説現場から排除した。道警警備部は取材に対して「トラブル防止と、公職選挙法の『選挙の自由妨害』違反になるおそれがある事案について、警察官が声かけした」と説明。だが現場では、警察官は声かけすることなく市民を取り押さえていた。
 
安倍首相はJR札幌駅前で同日午後4時40分ごろ、選挙カーに登壇。自民党公認候補の応援演説を始めた直後、道路を隔てて約20メートル離れた位置にいた聴衆の男性1人が「安倍やめろ、帰れ」などと連呼し始めた。これに対し、警備していた制服、私服の警官5、6人が男性を取り囲み、服や体をつかんで数十メートル後方へ移動させた。また年金問題にふれた首相に対して「増税反対」と叫んだ女性1人も、警官5、6人に取り囲まれ、腕をつかまれて後方へ移動させられた。いずれのヤジでも、演説が中断することはなかった。現場では、多くの報道陣が取材していた。

 公選法は「選挙の自由妨害」の一つとして「演説妨害」を挙げる。選挙の「演説妨害」について、1948年の最高裁判決は「聴衆がこれを聞き取ることを不可能または困難ならしめるような所為」としている。

 松宮孝明・立命館大法科大学院教授(刑法)は「判例上、演説妨害といえるのは、その場で暴れて注目を集めたり、街宣車で大音響を立てたりする行為で、雑踏のなかの誰かが肉声でヤジを飛ばす行為は含まれない」と話す。むしろ連れ去った警察官の行為について「刑法の特別公務員職権乱用罪にあたる可能性もある」と指摘。「警察の政治的中立を疑われても仕方がない」と話した。」 「朝日新聞」
 
 
この国は県庁職員たちが勤務時間中に県庁敷地内で行われた自民党候補の演説に頑張ろーと声を上げてもお咎めはないのに、アベシンゾウの演説に「安倍やめろ」と叫んだだけで強制排除かね。
一切の批判を許さない、時の権力者への恐るべき忖度。嫌な国になったなぁ。
そのうち物言えば唇寒し我が日本、みたいなことになりかねない。
今後日本の警察は全国津々浦々で行われるあらゆる政党の街頭演説でヤジる聴衆を強制排除するのかね。しなきゃ安倍だけ特別と認めたことになるんじゃないか。
そんなんで良いのかよ。
 
その強制排除された勇気ある聴衆の手記は下記から。
 
本当のことなんか言えない(言えば排除される)
 

なんか知らないけど、僕たちのやった行動が一部でバズっているようなので、それについて書いてみようと思う。アベの演説場面(公道)でヤジを飛ばしたら、ものすごい速さで警察に取り囲まれ、強制排除された話である。

 

 

ヤジを飛ばし、排除される

 つい昨日、7/15に「わがPM」こと安倍晋三が、僕の住む札幌の街に来るという話を友人Mから聞いたので、友達数人と一緒に駆けつけることにした。参議院選挙に関する応援演説らしい。僕は、日々の生活を送りながら、本当に毎日毎日「0.1秒でも早く、アベに消えてほしい」と思ってるような人間である。これは、アベに直接文句を言う、またとないチャンスだと思ったのである。

 

 ということで札幌駅前に来てみた。どこから聞きつけたのか、思ったよりも沢山の聴衆が集まっており、駅前の空間を埋め尽くす勢い。あまり後ろのほうに行って、こちらの声が届かなくなっても困るので、メディアや関係者が陣取っている、ほとんど最前線みたいなスペースで待つことにした。時間どおりに行ったものの、アベの演説は始まっておらず、高橋はるみ(前北海道知事で、今回の参議院議員候補)や鈴木直道(現・北海道知事)や、あとよく知らないおっさんが、選挙カーの上に立って何かを喋っていた。

 

 まわりはほぼ全て関係者と自民党支持者のようで、反対派とおぼしき人の姿は、(いたのかもしれないが)全く見えなかった。正直、この時点で「えっ、ここでやるの?まじ?」とビビっていた。というか、ここに来ても一縷の望みにかけていた僕は、アベが演説を始めたら、きっとどこからともなく「アベやめろ」のコールが聞こえてくるのではないかと思っていたのである。

 

 しかし、いざアベが話し始めても、一向にヤジは聞こえてこない。他の人に託していてもどうにもならないし、「ええいままよ」という感じで、「帰れー」とか「やめろー」とか叫んでみることにした。突然の大声に、聴衆が一瞬ざわつく。すると、ものすごい速度で警察が駆けつけ、あっという間に体の自由を奪われ、強制的に後方に排除されてしまった。同行のC氏が、僕が逮捕されないようにしがみついてくれたのだけど、一緒に後ろの方に押し流されてしまった。

 

 その時の様子が、例の動画におさめられている。

 

全文は下記から。

 

https://note.mu/s_ohsg1/n/n459263e58af1?fbclid=IwAR3tfY9vIW1yLftbEuHbLo35FsREyLhe3rQfYfAiNfZwoZ4mnUyc40W5SsI

 
 
ところで、映画「新聞記者」の中で出てくる本当の話「内閣情報調査室」についてのユーチューブがあったので、是非ご覧ください。