「いのちの水を守ろう!川勝知事にエール!リニア集会」 | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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「今日、静岡市で「いのちの水を守ろう!川勝知事にエール!リニア集会」を開催。選挙中であるにもかかわらず立憲民主党の初鹿衆院議員、共産党の鈴木県議が挨拶、共産党の武田、もと村衆院議員からメッセージを受けました。

 

今、トンネル工事で出た水を全量戻すを争点に県がJR東海との間でバトルしています。共同代表の1人の私の方から愛知や三重など実情もわからないのに静岡県を揶揄する声が聞こえる中、かけがえのない南アルプスの自然、静岡県民のいのちの水の大井川という認識を持つ静岡県にエールを送る意味で開催されましたと説明しました。これまでの水問題を中心とした経緯を説明し、今日の講演で中間意見書の到達点と、文字で現れない舞台裏をお話しいただきたいと前置きしました。

 

環境保全連絡会議の委員である塩坂さんの方から「南アルプストンネル工事と水減少問題」と題して講演を行い、会場からの質問も多数寄せられました。

 

南アルプスの地質は、活断層や破砕帯が何本も通り、いちばん水を含むとされている畑薙断層という破砕帯は300メートルの幅にもなる。ここを突き抜けるトンネル工事はこれまで日本の歴史の中でも例を見ない水圧とのたたかいになる。水が抜けた後は、表層の水分が枯渇し、動植物がまったく変わってしまうなどが説明されると参加者かららため息交じりの声が漏れました。

 

どのくらいの量の水が吹き出るのかJRもまったくつかめていない、その影響すらつかめないものだと会議の中身も説明しました。

最後に「静岡県として初心を貫徹し、かけがえのない自然、いのちの水を守るよういっそうの奮闘を要請する」集会アピールを採択し、これを知事に届けるとして閉会しました。」    リニア問題を考える静岡県民ネットワーク 共同代表 林克己さんのFBより

 

 

JR東海が社運をかけて推進しているリニア新幹線。

このブログでも何回かその愚かさについて指摘してきたが、静岡県の川勝知事とJR東海との「バトル」が面白くなってきた。

静岡工事区の建設について、川勝知事は了承していない。

そのため、静岡県内でのリニア工事はストップしたままだ。

そのままストップすることが出来れば、南アルプスの自然は守られることになるんだけれどなぁ。

 

その辺をレポートした記事は下記から。

 

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1906/21/news051.html

 

 

「19年5月30日、JR東海の社長は記者会見で「未着工の状態が続けば開業の時期に影響を及ぼしかねない」と発言。静岡県との話し合いが膠着(こうちゃく)状態にあると明らかにした。この時点の未着工区間は静岡県内区間であり、静岡県のせいでリニアの開業が遅れるという意図にも受け取れる。

 

 当然ながら静岡県は反発する。リスクの共通認識を持ち、慎重に対話を進めているところだった。着工への合意に近づいていたはずだ。

 

 静岡新聞によると、静岡県知事は6月11日の知事会見で、「事業計画の年次を金科玉条のごとく相手に押しつけるのは無礼千万だ」と厳しい言葉で批判した。「まずは利水解決で、開業を延期してでも解決すべき」という考えを示す。」

 

 

こんなブログもありました。

リニアの強引無理ニア #1:なんのために?