昨日は、NHK総合をはじめ民放の地上波は一切見なかった。
天皇退位がそんなに日本国民に取って重大事なのか。
懸命に働き、何とか明日に希望を見いだそうとしている日本国民に取って、元号とか天皇制とかは何なのか。
そんな時代を鋭く分析した水島朝穂早大教授の「平和憲法のメッセージ」は下記から。
「「元号が変わる。紙幣も変わる。この機会に憲法も変えよう」と、何の脈絡もなく、とにかく「新しい時代」になるからということで、すべてをリセットしようとする動きが進んでいる。私はこれを「リセット症候群」と呼ぶ。「昭和憲法から令和憲法へ」。『読売新聞』5月3日付1面トップは、「新しい時代の新しい憲法」を前面に押し出してくるだろう。
ご記憶だろうか。2年前の今日(4月29日)午前6時頃、北朝鮮が「弾道ミサイル」を発射したというニュース速報が流れ、東京メトロが全線で一時運転を見合わせたことを。連休の初日だった。この頃、北朝鮮のミサイルが今にも日本に向かうかのような空気が演出されていた。
昨年の今頃、安倍首相は、北朝鮮問題では「最大限の圧力」と「対話のための対話拒否」をひたすら繰り返していた。それがどうだろうか。トランプと金正恩の米朝首脳会談が行われるなか、先週公表された『外交青書2019』からは、昨年の『外交青書2018』にあった「北朝鮮に対する圧力を最大限まで高めていく」という文言が削除されたのである(『毎日新聞』4月23日)。トランプへの忖度だろう。」
全文は下記から。
「祭典便乗型改憲」——リセット症候群の危うさ
http://www.asaho.com/jpn/bkno/2019/0429.html
「戦争させないオール函南」は3日の憲法記念日にスタンディングと函南町内パレードを実施する。
少しでも「憲法守れ」の声を高めたい。