なぜメディアは沖縄を無視し、韓国ヘイトに覆われてしまったのか/金平茂紀と室井佑月が激論 後編 | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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「原発なくそう ミツバチの会」の活動報告や事務局ノブクンの日々のつぶやきを発信しています。

「室井 メディアの御用化について話してきたんだけど、私が怖いのは、直接的な圧力とか忖度で黙らされてるうちに、みんなの価値観じたいが変わりつつあるということなんです。昔は社内的にマイノリティでも、カッコいいジジイがいて、頑張っていた。本多勝一とか筑紫哲也とか、リベラル左寄りのカッコいいジャーナリスト、メディア関係者が多かったと思うけど、いまは逆。ヘイト発言をするネトウヨみたいな人や、「高齢者の終末医療費を打ち切れ」なんて新自由主義的な主張する古市憲寿みたいな人、体制寄りの人がもてはやされて支持される。百田尚樹や高須クリニッックの高須克弥院長にも熱狂的ファンが付いている。いま、なんでこっち側が「カッコいい」と思ってもらえないんだろう。カッコよければ流れも変わると思うのに。」

 

 

 

「室井 そうした保守化というより国粋主義・排外主義化ってどうしてなの? わたしには本当に理解できない。

 

金平 はっきり言うとお勉強していないんです。たとえばここ数年、ベネズエラでは深刻な経済危機で略奪が頻発し、強権的な政権の下、危機的状況が続いている。でも、ベネズエラのことを語るとき、南米の国々が、これまでアメリカにどんなことをされてきたかを知らないと、まともな報道はできないはずです。しかしそうした歴史に興味を示さないし、勉強しない。

 

室井 勉強じゃなくても、映画とか小説からとかでもいいのにね。わたしはそうして勉強した。

 

金平 みんなスマホしか見てないからね(笑)。これってすごい大事なことで、つまり、知識を得るときに、最初の入り口がスマホだと、ここで目にするのはポータルサイト。そしてそこにはライツフリーの産経の記事が氾濫している。僕のようにアナログ世代は、新聞を読み比べることでリテラシーを取得してきたけど、それがない。しかもネットニュースの字数は少ないから、ロジカルに物事を考える機会も少なくなる。しかもコミュニケーションの基本が変わってきているから、考え方も大きく変わる。僕らの仕事も、スマホとPCがないとなりたたなくなっている。

 

室井 価値観も大きく違っちゃってるしね。でも、ある意味、楽。若い編集者は飲み会もしないし誘ってもこない。原稿をメールで送って終わりだから(笑)。」

 

 

全文は下記から。

 

https://lite-ra.com/2019/04/post-4679.html

 

 

「朝日」が「しぼむ安倍首相への期待 でもネット限定層は高支持率」という記事を書いた。

それによると、安倍内閣支持率は全体では43% 不支持 45%がネット限定層では60%と31%に逆転。

改憲の必要性も全体では38% 必要ない47%が68%と24%。参議院選挙比例区投票先は自民43%立憲17%が64%と10%だそうだ。空恐ろしい数字が並んでる。

麻生太郎が「新聞読まない国民は自民党支持」なんてうそぶくのも根拠がある。

 

 

https://www.asahi.com/articles/ASM4S674DM4SUZPS005.html

 

 

 

↓こう言う事実は報道しないのが、日本のメディア。

 

【Forbes JAPAN 2019.1.17.】世界3大投資家ジム・ロジャーズの直言から▶︎

 

いまの日本の状態は、「紙幣を刷れば株価が上がる」という市場の原理に則っているだけだ。だが、それが根本的な解決策にならないことは、先ほどのアメリカ、イギリス、ドイツの例を見たらわかる。紙幣を刷りまくっても駄目なのだ。
アベノミクスが成功することはない。安倍政権の政策は日本も日本の子どもたちの将来も滅茶苦茶にするものだ。いつかきっと「安倍が日本をダメにした」と振り返る日が来るだろう

 

 

何しろ、これだからね。