服部真由子ピアノリサイタルat熱海起雲閣 | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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函南クラシックコンサートに何度も来てくれているピアニスト服部真由子さんのリサイタルが熱海の起雲閣で開催されたので出かけてきた。題して「Spring Spring」春と温泉を掛け合わせたリサイタルだった。

 

「1919年(大正8年)に別荘として築かれ「熱海の三大別荘」と賞賛された名邸が基となる起雲閣。1947年(昭和22年)に旅館として生まれ変わり、熱海を代表する宿として数多くの宿泊客を迎え、山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治、舟橋聖一、武田泰淳など、日本を代表する文豪たちにも愛されてきました。今は熱海市の文化財として一般公開されています。
市街地とは思えない緑豊かな庭園。日本家屋の美しさをとどめる本館(和館)と離れ。日本、中国、欧州などの装飾や様式を融合させた独特の雰囲気を持つ洋館。優美な気品を醸し出すこれらの施設は、歴史的・文化的遺産として未来に継承されます。
 

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熱海の三大別荘のひとつ起雲閣の庭園をガラス越しに眺める起雲閣音楽ホールは立地条件として最高だった。

 

 

この音楽ホールがほぼ満杯となった。聴衆は100人くらいか。

 

 

 

曲目は多岐にわたったが、ショパンの「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」さらにスペインの曲であるレクオーナ「マラゲーニャ」グラナドス「アンダルーサ」に心揺さぶられた。

スペインの曲は繊細なタッチと激しい情熱の発露とがものの見事に融和していて窓の外の庭園の風情に非常に良くマッチしていると思った。

 

プロのピアニストの演奏を眼前で聴く機会は決して多くはない。

小さなホールでの演奏会の素晴らしさを痛感した。

西洋の貴族たちは毎晩こんな演奏会を自宅で開いていたのかと思うとその贅沢ぶりに驚嘆する。

 

まあ我が家もカミサンのピアノを毎日聴かされているし、ガラス戸越しにまったく手入れされていない雑木だらけの庭も見えるけどねぇ。