小林節炸裂/打倒自公政権で証明済み 共産党抜き野党共闘はあり得ない | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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小林節氏(C)日刊ゲンダイ

 

 小林節氏(C)日刊ゲンダイ

 

 民進党の新(?)代表が決まった。誰に決まっても同じだと思うが、これで、次の総選挙に向けた「野党共闘」の議論と駆け引きがまた始まることになる。

 所与の条件として、小選挙区を中心とした現行の選挙制度の下である限り、本気で自公政権を倒そうとするならば、全野党が小異を捨てて全小選挙区で候補者を一本化するしかない。その上で、各選挙区にとって最も魅力的な候補者を立てるべきであり、それで勝てるはずだ。それは、最近行われた仙台市長、横浜市長、茨城県知事の各選挙でも証明されたではないか。

 にもかかわらず、これまで最大(?)野党である民進党が、共産党と協力することに露骨に消極的であった。多くの幹部から直接聞いた話は、要するに、「共産党が民進党候補を支援してくれるのはありがたい。しかし、政権を奪取しても共産党は参加させたくない」という本音である。

 

自分が共産党員であったなら、こんな失礼な話にはバカバカしくて乗れるはずがない。要するに、「選挙には協力しろ。しかし、勝っても仲間とは認めない」という話である。

 

 少し理屈っぽい民進党議員は、「共産党は暴力政党である」などと真顔で言う。確かに、帝政ロシアという暴力政府を銃で倒したレーニンの党に倣って設立された世界中の共産党は、歴史的には暴力政党の系譜ではある。しかし、今日、大日本帝国憲法の焼き直しのような新憲法草案を公式に掲げ、自党に好意的でないメディアを威嚇し、友好的言論人の強姦事件を警察を使って揉み消そうとする政権政党のどこが「暴力的」でないのか?

 今問われているのは、国民の幸福を増進すべき政治が、国民の幸福の条件である自由・豊かさ・平和を真に支えているか? である。森友・加計問題で明らかになったように、国を私物化したと疑われた政権が主権者国民の知る自由を阻んでいる。アベノミクスは私たちを豊かにしてはいない。専守防衛を捨てて米国に軍事協力することは平和への道になってはいない。これをどう突破するかである。

 そのような状況の中で、今、共産党は国民の役に立つ戦いをしているではないか

 

「日刊ゲンダイ」より転載

 

前原民進党の船出が大揺れだ。

山尾志桜里の処遇で党内からの不満が高まったと言うが、どういう潮流が不平を言っているのか。

僕は彼女を一定評価していたけれど、横浜市長選挙で菅のあやつり人形となっていた林文子の応援演説で宣伝カーに乗ったのを知って、こりゃ駄目だと思った。

山尾は一定の課題で政府追及は得意なのかも知れないが、俯瞰的政治センスはゼロに近いのではないか。

大局的に民進党が何をすべきなのかが分かっていないと思う。

最も彼女に代わる看板が民進党にいるのかどうかは全く知らない。

 

いずれにしろ共産党には背を向けて、小池ファーストに色目を使っている感のある前原が、何処まで野党共闘に本腰を入れるのかは釈然としない。

でもそんなことでは、早晩民進党は国民から見放されるだろう。

小林節の言い分がまっとうだと思える民進党議員がどのくらいいるのか。

 

静岡5区は細野豪志が民進党を離党して、どこから立候補するのか分からないが、反細野反自民でまとまる候補を共同候補として擁立する運動を作り上げたい。自由党の日吉雄太は、「戦争させない静岡東部」の取り組みなどにも熱心に参加してくれているので、有力な共同候補の一人だと思うけど、どうなんだろうか。

 

 

そして「憲法9条を守れ!!」の大同団結呼びかけが行われた。

国民的な大運動を作り上げて行かなければならない。

11月3日は大行動を実施するようだ。

 

 

 

安倍9条改憲に反対

全国市民アクション 結成

著名19氏発起人 3000万人署名を提起

 

8日発足集会

 安倍首相による9条改憲を阻止するため、広範で多様な人々を結集しようと「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」が結成され、発起人らが4日、衆院第1議員会館で記者会見を行いました。3000万人を目標にした9条改憲に反対する一大署名運動を提起。「憲法改正の発議そのものをさせない世論をつくっていく」と強調しました。

 

 


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(写真)有馬頼底さん

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(写真)澤地久枝さん

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(写真)杉原泰雄さん

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(写真)瀬戸内寂聴さん

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(写真)田中優子さん

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(写真)なかにし礼さん

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(写真)浜矩子さん

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(写真)益川敏英さん

 発起人は、著名な19氏(別項)。呼びかけに応えた個人・団体が参加して実行委員会が8月31日に結成され、8日には東京都中野区の「なかのZERO」大ホールでキック・オフ(発足)集会を開催します。

 

 会見では、発起人の一人で評論家の佐高信さんが発言。「改憲へと踏み切る動きが出てきたもとで、私たちも反対の動きをスタートさせ、幅広く戦線をひらいていきたい。安倍政権が狙うのは『壊憲』です」と訴えました。

 

 実行委員会には、「総がかり行動実行委員会」に参加する団体に加えて、「安全保障関連法に反対する学者の会」「安保関連法に反対するママの会」の有志なども参加。

 

「九条の会」も「戦後日本と憲法の最も大きな岐路」だとして参加しています。「九条の会」が他団体と共同するのは初めてです。

 

 会見に参加した「九条の会」事務局の渡辺治さん(一橋大学名誉教授)は、「憲法改悪に反対することは、会の趣旨そのものです。先頭に立って活動する決意です」と語りました。

市民アクション 発起人19氏

 安倍9条改憲NО!全国市民アクションの発起人19氏は次の通り。(敬称略)

 

 

 有馬頼底(臨済宗相国寺派管長)、内田樹(神戸女学院大学名誉教授)、梅原猛(哲学者)、落合恵子(作家)、鎌田慧(ルポライター)、鎌田實(諏訪中央病院名誉院長)、香山リカ(精神科医)、佐高信(ジャーナリスト)、澤地久枝(作家)、杉原泰雄(一橋大学名誉教授)、瀬戸内寂聴(作家)、田中優子(法政大学教授)、田原総一朗(ジャーナリスト)、暉峻淑子(埼玉大学名誉教授)、なかにし礼(作家・作詞家)、浜矩子(同志社大学教授)、樋口陽一(東北大学・東京大学名誉教授)、益川敏英(京都大学名誉教授)、森村誠一(作家)

 

「しんぶん赤旗」より転載