ジャーナリストたちが抗議の声/良いねっ(^_^)v | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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「原発なくそう ミツバチの会」の活動報告や事務局ノブクンの日々のつぶやきを発信しています。

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私たちは「共謀罪」法案に大反対です。

 

 私たちは、放送やインターネット、執筆活動などを通じて、広義の報道に携わっている者です。私たちは、現在、国会で審議中の「共謀罪」法案に大反対です。「テロ等準備罪」などと言い換えていますが、法案の骨格や内容は、過去3回廃案になった「共謀罪」法案と本質的には何ら変わっていません。
「共...謀罪」は、まだやっていないことが取り締まりの対象になります。

 

「共謀罪」は、私たちの内面の自由、プライバシーを踏みにじる道具になります。捜査機関に際限のないフリーハンドが与えられ、監視社会が現実化するおそれがあります。監視のまなざしは人々に内面化されていきます。人々は心を閉ざす方向へと向かいます。何とか自分を守るために。となれば、私たちジャーナリスト、表現者は、取材活動がままならなくなります。私たちの仕事は、真実を知るために多様な考え方の人々の心の内面に入って行くことが常だからです。

 

 結果として、取材し報じられるべきことが伝えられなくなります。つまり、「共謀罪」は、言論の自由、表現の自由、報道の自由を著しく破壊するものなのです。監視は人間の自由を殺す、とは歴史の教えるところです。この時点で何も言葉を発しないのは、未来に大きな禍根を残すことになると思います。だから、私たちはここで声をあげることにしました。

 

世界に目を向けると、シリアや北朝鮮をめぐる情勢など、「共謀罪」を新設したい勢力には「追い風」が吹いているようにも見えます。強い力に擦り寄っていく人々もメディア上を跋扈していて、「共謀罪」の本質を隠しているようにも見えます。

 

 「共謀罪」はテレビを殺します。「共謀罪」はラジオを殺します。「共謀罪」は自由な情報発信を殺します。人々のコミュニケーションを権力の監視下に置くこの「共謀罪」法案の新設に私たちは、強く、深く、長く、反対します。

                                                                              2017年4月27日

 

呼びかけ人一同【4月27日午前10時現在】

 

●青木理、●阿武野勝彦、●飯田能生、●岩上安身、●大谷昭宏、
●金平茂紀、●岸井成格、●熊谷博子、●倉澤治雄、●小林よしのり
●斉藤貴男、●桜井均、●清水潔、●下村健一、●白石草、●神保哲生、
●曽根英二、●武田砂鉄、●田勢康弘、●田原総一朗、●立岩陽一郎、
●津田大介、●鳥越俊太郎、●永田浩三、●マーティン・ファクラー、
●三上智恵、●水島宏明、●安田浩一、●安田菜津紀、
●吉岡忍、●吉永みち子、●綿井健陽

 

 

当然と言えば当然だけど、こうした声がさらに大きくなることを願う。

言論に携わる個人団体が見解意見を発信しているが、拡散したい。

 

日本弁護士連合会

https://www.nichibenren.or.jp/activity/criminal/complicity.html

 

日本ペンクラブ

http://www.japanpen.or.jp/020-_2/you.html

 

そして僕も名ばかり会員の日本ジャーナリストクラブ

http://jcj-daily.seesaa.net/article/447645546.html