カミサンが高校時代の仲間11人で横浜で「同窓会」、そこに北海道鹿部町と仙台から参加した二人が、我が家に泊まりに来た。
二人とも我が家に泊まるのは2回目だが、今回は仙台人のたっての希望で三島スカイウォークに行くことになった。
このスカイウオーク、三島市街地から箱根山に登っていく国道1号線=天下の東海道の途中にあって、建設中から1号線を走る度に、へえっ、こんな所に観光吊り橋かぁ、人が来るのかねぇなどと山仲間と良く話していた代物。
地元のパチンコ会社が総工費約40億円をかけて何もなかった箱根西嶺の谷筋に長さ400㍍の吊り橋を架けた。
日曜日の朝10時前に着いたのだが、天気も良かったから駐車場は大型バスがズラリと並び、乗用車もほぼ満杯状態。1号線は出入りの車のお陰で渋滞。あまりの人の多さにビックリ。さすが仙台まで噂が飛んでいるだけのことはある。
南側には三島、沼津方面の市街地と正月登山にみんなで歩く沼津アルプスや伊豆半島、駿河湾、さらに三保の松原などが霞んで見えた。
凄い人で、橋の中央部あたりは左右にかなり揺れる。
僕は吊り橋と言えば南アルプス畑薙大吊り橋をすぐ想い出すのだが、人の数が違いすぎた。あまりの揺れに途中で引き返す人たちもいた。
リピーターになるかと問われれば、橋を渡るだけで1000円は高いし、行かないだろうなぁと思うけど、来客が希望すると又連れて行くのかな。
まあ三島にも集客力の高い観光名所がひとつ増えたことだけは確かなようだ。因みに飛び交う言語は日本語が圧倒的だった。
次にこちらは僕の好きな日本百名水柿田川湧水へ。
スカイウオークから国道1号を下って30分ほど。
度々来ているけど、やはり素晴らしい。
一日100万トンを超える清冽な湧き水がとうとうと流れる。
市民の取り組みがここまで清流を取り戻した。
「柿田川は清水町伏見にある柿田川公園の「わき間」からの湧水に源を発し南へ流下、清水町役場付近で狩野川に合流する。流水はほぼ全量が湧水から成り、これは富士山への雨水や雪どけ水が三島溶岩流に浸透し、その先端部から湧き出でたものである[2]。清流で知られ、水温は季節を問わず15℃前後。流量も年間を通してほぼ一定を保っている。当河川特有の水中植物としてミシマバイカモが自生している。
かつては豊富な湧水を求めて工場が進出、排水のたれ流しにより水質が悪化し、魚も住めない状態になった。1970年代には護岸のため、部分的に川縁がコンクリートに覆われるなどしたが、1980年代には地元有志によるナショナルトラスト運動が始まり、工場の移転運動や清掃活動が行われ、カワセミ等も生息する環境が残された。現在もトラスト地の買い上げが続けられている。」 (ウィキペディア)
この日は、オスの鮎が遡上していて、メスの遡上を待っていた。
近いうち産卵が始まるらしい。
柿田川名物の豆腐料理のお昼をいただいて、満足の二人と三島駅で別れた。