次期衆議院選 共産「17選挙区一本化を」/野党共闘の具体化を何としても実現せよ | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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共産が「必勝区」と位置づける衆院小選挙区の民進、共産の擁立状況
 

民進に取り下げ含め要求

 共産党は3日までに、次期衆院選の小選挙区で議席獲得を目指す「必勝区」の原案を策定し、民進党に提示した。共産現職の地元を中心とした17選挙区で共産候補へ一本化するよう求めた。このうち10選挙区は既に民進が公認候補を内定済みで、事実上、候補取り下げの要求となる。【朝日弘行】

 

     2014年衆院選で共産が小選挙区で獲得した議席は沖縄1区のみだが、今年9月の中央委員会総会で党勢拡大に向け、必勝区を積極的に設定する方針を打ち出した。

     

     必勝区は11都府県の17選挙区。埼玉15区、千葉13区、神奈川10区など8選挙区に比例代表で当選した現職を公認。長野4区、大阪2区など6選挙区で新人公認候補を内定し、候補が決まっていない大阪17区、福岡10区でも擁立を急ぐ。共産は民進との非公式協議で必勝区案を提示し、共産候補への一本化とともに推薦などの支援を求めている。

     

     だが、民進は衆院定数の半数以上の候補擁立を目指しており、必勝区のうち10選挙区では既に元職4人、新人6人の擁立を内定している。党内には「共産候補が出なければ60選挙区ほどで与党を逆転できるかもしれない」(幹部)との期待もある。小選挙区での共産の候補擁立は控えてほしいのが本音だ。

     

     そのうえ、支援労組・連合は共産との共闘強化に否定的だ。10月の衆院2補選で民進幹部が共産幹部と並んで街頭演説したことにも強く反発した。民進は蓮舫代表が1日、連合の神津里季生会長と会談するなど、関係修復に乗り出しており、党幹部は「共産のために候補者を降ろすことは考えられない」と話す。

     

     一方で、衆院2補選で公認候補予定者を取り下げ、民進公認に一本化した共産は、民進に譲歩を迫る。志位和夫委員長は10月27日の記者会見で「連合に従う道を選ぶのか、共闘に真剣に取り組む道を選ぶのかが問われている」と語った。

     

     民進にとっても与党候補との接戦が予想される選挙区では共産の協力は不可欠という現実がある。民進は候補擁立をさらに進めたうえで共産との調整に入る方針だが、共産の必勝区では、結局は一定の譲歩を余儀なくされる可能性もある。

     

    「毎日新聞」より転載

     

     

    この話は、共産党サイドからは何も出てきていないようで、「毎日」のスクープなのか、良く分からない。

    しかし民進党も「票だけ寄こせ、候補は民進党から出す」という態度では、野党共闘は進むまい。

    そんな虫の良い話を丸ごと鵜呑みにするほど、共産党もお人好しでは支持者があきれるだろう。

    ここは本当の野党共闘を進めるために、小異を捨てて大同につくの立場で大局的な決断が民進党には求められる。

     

    「連合」などという張り子の虎の言い分を鵜呑みにするようでは民進党は国民から見放されるよと言う事が、蓮舫・野田執行部が理解できるのかに掛かっている。

    国民世論の大いなる盛り上がりが必要だ。

     

    「戦争させない、静岡東部」は野党共闘の推進を求める署名活動の展開を具体化する予定だ。

    全国津々浦々でそうした運動が盛り上がれば良い。