漫画家、やくみつる氏(57)が25日、コメンテーターとして出演した日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)で、話題となっているスマートフォン向け人気ゲーム「ポケモンGO(ゴー)」について否定的な意見を述べた。
番組では同ゲームについて紹介。週末には子供を中心に公園にたくさんの“トレーナー”が集まったり、“ポケモノミクス”なる言葉が出るほど早くもいろいろな方面で影響が出ていることを紹介。
その中でVTRを眉間にしわを寄せながら見ていたやく氏は、「都内で『ポケモンGO禁止』を言う候補者がいたらすぐ投票してます」と、都知事選になぞらえて切り出すと、公園に群がるトレーナーたちには「愚かでしかない。こんなことに打ち興じてる人って、心の底から侮蔑します」とバッサリ。
やく氏は現実にあふれている面白いことに興味を持つべきと主張し、「路端の植え込みだって、その中にいる虫に興味を示せばいいものを、そこを見ながら(スマホを介して)現実的じゃないものを探す…。親はもっと楽しいことを子供に提供する義務がありますよ。一緒になって打ち興じたらアホな子にしか育たないですよ」と、否定的な姿勢を貫いた。
司会のフリーアナウンサー、宮根誠司(53)から「これ、(やく氏が出演しているクイズ番組の)Qさま!!にモンスターの名前出たらどうします?」と振られると、「落第しますね。ピカチュウしか知らない」とコメント。続けて「勉強したら?」との質問には「それは…現実を勉強しますよ」と最後までスタンスは変わらなかった。
「サンケイスポーツ」より転載
こんなものに夢中になっている人たちをまったく理解できない人種としては、やくみつるの発言は極めて適切だと思う。
運転中に夢中になっての事故とかも起こっているようだけど、なんでそんなものに夢中になれるんだろう。
まあ時代遅れの人間なのかも知れないけれど、僕には本当の自然の中で野鳥や虫や、雲や風を身体で感じられる世界が一番だと思う。
函南町でも子どもたちが外で遊び回ってる姿など全く見かけなくなった。
ゲームや塾やと室内での時間ばかり過ごしているんだろう。
それならポケモンGoで外に出た方が良いなんてコメントもチラホラ散見するが、外に出たら自然の中で遊べよと言いたくなる。
子どもの成長にとって、最も大切なことは現実に対して働きかけ、その結果何が起こるかを体験することだと思う。
我が家の周りの野鳥たちの子育てはヒナが懸命に飛ぶ練習をして、風が吹いたら自分の身体がどうなるかを学ぶことから始まっているように思う。
そうした体験を経験できない子どもたちは生き抜く力を身につけることが出来ないのではないか。
何っ!都会には遊べる自然なんかない!困ったもんだね。