【号外】国、高江の着工強行 機動隊、市民を排除/沖縄差別の実態を全国民が知らなければならない  | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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【東・国頭】東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設工事で、沖縄防衛局は22日午前6時ごろ、新たなヘリパッドの建設工事に着手したと発表した。予定されている工事現場周辺で資材を積んだ車両が到着するなど工事着手に向けた動きが始まった。新たなヘリパッドの建設が予定されている3地区のうち、H地区とG地区のそれぞれのゲートに続く道路を防衛局関係者が封鎖し、工事車両20台以上が次々と入っていった。また工事に反対する市民が数人しかいない通称N1裏ゲートには車両3台が到着し、ゲート前に鉄板や鉄パイプなどを積み下ろした。

 


 N1地区ゲート前に市民らが止めている車両の撤去作業も6時42分に始まった。市民らが同ゲートを中心に南北で座り込みと車両の駐車によって県道70号を封鎖していた。午前5時半ごろ、北側から機動隊員ら数十人が車両から降りてゲート前に進入している。座り込み現場では市民らと機動隊員がもみ合った。

 


 市民らは午前2時すぎから同ゲートを中心に南北2カ所でそれぞれ60人程度が県道70号に広がるように座り込みを始めた。N1地区ゲート付近では県道の左右の路側帯に市民らが約100台の車を駐車した。道路中央にも数十台の車が道路の中央線をまたぐようにハの字形に駐車し、完全に道路を封鎖していた。

 


 県警の機動隊車両は午前5時ごろ、N1地区ゲートを挟むように東村側と国頭村側に大量に待機を始めた。うち国頭村安波の安波ダム構内では午前3時すぎ、機動隊車両約30台以上と沖縄防衛局の車両20台程度が待機しているのが確認された。機動隊員20数人程度が複数の場所で図面を手に話し合いをしていた。【琉球新報電子版】

 

 


 
 
 
ヘリパッド建設に反対する市民らともみ合う機動隊=22日午前7時ごろ、東村高江
 
 

 【東・国頭】東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設工事を22日着工した沖縄防衛局は同日、市民がN1地区ゲート前に止めていた車両やテントなどを午前11時すぎまでに撤去してゲートを開け、資機材を搬入した。市民は車両の撤去などに抵抗したが、数百人の機動隊に排除された。もみ合いの中でけがをしたり、体調を崩したり、救急車で搬送される人などが相次いだ。

 

 

 N1地区ゲートでは22日午前5時すぎに機動隊がゲート前で市民の排除を始めた。市民をゲート前から閉め出した後、市民がゲート前に置いた車両や県道70号の中央付近にハの字形に並べた計150台以上の車両を次々に道路脇に移動させた。

 


 ゲートのすぐ前に止めていた街宣車の上では、車両の上で抗議行動をしていた市民らを機動隊員が排除する際、怒号が飛び交ったり、車両から落ちそうになったりする人がいるなど、混乱した。機動隊員とのもみ合いの際、けがなどをし、少なくとも3人が救急搬送された。

 


 ゲート前の車両が撤去された同日正午すぎ、3台のバスで民間警備員50人以上を含む沖縄防衛局職員らがゲート前に到着。警備員がゲート前にずらりと並び、防衛局職員が周辺の草木などを刈る作業を始めた。その後、重機やプレハブ、簡易トイレ、鉄パイプ、コンクリートブロックなどを積んだ作業車15台を含む36台が現場に到着。午後2時すぎに続々とゲート内に入っている。

 


 様子を見守った住民や支援者らは「数の力で押し切ろうという暴力だ」と政府の強硬な姿勢を批判。「これは始まりであって終わりではない。決して諦めない」など抗議行動の継続を誓っていた。
【琉球新報電子版】

 

 

安倍政権が暴力で沖縄の民意を踏みにじる。

これが沖縄差別でなくて何なのだ。

 

http://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye2827127.htm

 

 

社説[緊迫高江]「暮らしと自然」こそ宝
 
 

 参院選が終わったとたん、手のひらを返したように強硬姿勢に転じるのは、話し合いで解決するという政治本来の役割と責任を放棄したのに等しい。憂慮すべき事態だ。

 

» <高江ヘリパッド>機動隊きょうから100人超投入 車両撤去も視野

 

 東村高江周辺の緑豊かな「ヤンバルの森」が異様な緊張に包まれている。政府が22日にも、米軍北部訓練場でのヘリパッド建設工事を再開する意向を示しているためだ。

 

 警察庁は全国から500人規模の機動隊員を動員し、防衛省は応援のため本土の防衛局から約50人の職員を投入する計画だという。

 

 高江周辺の道路では、本土から大挙派遣された警察官が検問を実施し、住民に免許証の提示を求め、行き先を聞き、住所や名前まで記録している。

 

 それだけでも露骨な威圧である。プライバシー権の保護や表現の自由という点から言っても、あきらかにやり過ぎだ。

 

 映画「標的の村」の公開にあたって東村高江の安次嶺現達さんは、こんなメッセージを寄せている。「ヤンバルの豊かな自然を守りたい。家族を守りたい。ただ、それだけです」。

 憲法第13条によって保障された個人の尊厳と幸福追求権を、なぜ自分たちだけが享受できないのか、と訴えているのである。この言葉は重い。

 

 米軍北部訓練場の一部約3987ヘクタールの返還は、ヘリパッドの移設が条件になっている。「ヘリパッドが完成しなければ予定地の返還ができない」と政府は主張する。だが、この主張にはさまざまな疑問がつきまとう。

 

■    ■

 

 1996年に返還合意した段階でも、高江区の集落を取り囲むように6カ所のヘリパッドを建設する計画が2007年に持ち上がったときも、オスプレイ導入の話は住民に知らされていなかった。

 

 政府がオスプレイ普天間飛行場配備を正式に発表したのは12年9月。13年1月には県内のすべての市町村議会が配備反対の意見書を決議し、安倍晋三首相に配備撤回の建白書を提出している。

 

 県が沖縄防衛局の資料を基に県議会で明らかにしたところによると、高江のヘリパッド周辺の6月の夜間騒音発生回数(午後7時~翌午前7時)は383回にのぼり、14年度の約24倍に達した。1日あたりの騒音発生回数も8倍に増えている。

 

 生活が変化し、騒音に脅かされるようになったのは明らかだ。「ロハスな暮らしの上空に戦争のためのヘリが舞う」(JCA-NETより)というのが、緑深い高江の現実なのである。

 

■    ■

 

 なぜ、高江を取り囲むように計画されたのか。住民説明会でも地元の不安や懸念を解消することはできなかった。計画自体が住民無視のずさんなものだったのだ。

 

 生物多様性に富む「ヤンバルの森」がヘリパッド建設工事やオスプレイ訓練の影響を受けるのは避けられない。その点についても政府は説明責任を果たしたとはいえない。

 強権的ヘリパッド建設は、かけがえのない自然と住民生活を脅威にさらす「愚行」である。計画を見直すべきだ。

 
「沖縄タイムス」社説より転載
 
 
FBより転載ダウン
 

女性を 拳で 思いきり 殴る機動隊。

これが今 沖縄で行われている
警察の 姿だ。

...

「日本は民主主義の国だ」
「言論や思想の自由は補償されている」
「言いたいことは言えるんだ」

いつまでも そう考えているなら

この 沖縄、高江を よく見て頂きたい

もう すでに 国の権力は 暴力と
化している。

 

すでに 日本が 法治国家で無くなって
いる この事実を 見て頂きたい。

 

自分だけは 大丈夫だ
自分の家族には 起こらない。

まだ そう考えている方たちは

この国が 変わってしまおうとしている
ことに対して

あまりにも 危機感が無いと思います。

やがては 我が身の問題に

なる。このまま 進むなら。

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