「スパリゾートハワイアンズ」 太陽光発電設備建設へ/福島には「原発」よりも太陽とハワイアン | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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hawaiキャプチャ

 

 

各紙の報道によると、福島県いわき市で「スパリゾートハワイアンズ」を経営するレジャー施設の常磐興産は、ハワイアンズにカーポート型のメガソーラーを建設する。投資額は約6億円。


人気のハワイアンズ施設の約1万2500㎡の敷地に建設する。太陽光パネルを支える架台の高さを2.5m以上にして、そのパネルの下を約770台が収容できる駐車場として利用する。発電出力は約2100kW。

 発電した電力は固定価格買い取り制度(FIT)を利用して全量を東北電力に売電する。ただ、災害時などの非常事態の際には、非常用電源として地元住民に提供できるようにする。2016年6月の完成予定。投資額6億円は約7年で回収できる見込み。

 

 設備の設計・施工はエネルギー管理のアイ・グリッド・ソリューションズ(東京・千代田)が担当する。「カーポート型メガソーラー」は架台が高くなるため、通常の駐車場よりも投資額は2割程度膨らむ。だが、売電収入で増加する投資額は早期回収できる。

 

 また常夏の島・ハワイを売り物とした施設だけに、太陽光発電のイメージは施設にとってもプラスに働くことが期待される。

 

 本家ハワイは、年間日照時間に恵まれるため、太陽光発電による発電コストが、島内の電力会社から購入する電気代よりも安い、というGrid Parity状態を達成している。ハワイ州政府は、2045年までに再エネ発電で島内の電力を100%賄うことを目指している。福島県も、100%再エネ化を目指してもらいたい。

一般社団法人環境金融研究機構 HPより転載




これ、良いね!!「福島には太陽とハワイアンが良く似合う」という標語気に入った。
経営陣の思いが伝わってくるように思う。カミサンも高校時代の仲間達と泊まりに行って同窓会をやっていたが、東京からスパリゾートまで無料の送迎バスだったという。

一方今朝の新聞に中部電力の折り込み広告が入っていた。

 
 

  
 
「エネルギー自給率が6%と低い日本は国際情勢の変化等により供給に支障が生じた場合、私たちのくらしにも様々な影響が懸念されるからエネルギーミックスを考えたい。再生可能エネルギーや原子力発電はこの問題を解決する有効な手段」云々と書いてある。
ここには福島原発事故への反省など微塵もない。
しかもあたかも原子力発電は自給率向上に役立つかのようだが、燃料のウランはそのほとんどを輸入に頼っているという事実にあえて触れていないインチキ論法だ。

只只、浜岡原発再稼働に前のめりの中部電力の強い思いが伝わってくる折り込みチラシだった。
当座の儲けが喉から手が出るほど欲しいという欲求だけ。
最近テレビコマーシャルにも力を入れている中電。
いよいよ浜岡再稼働を本格的に仕掛けてくる気が伝わってくる。負けてたまるか!!だね。

ところで22日の安倍晋三の施政方針演説。
本人の情念だけが先走り、空語が空語として空転する無内容そのものの演説だったらしいが、原発には触れず語らずと「東京新聞」が記事にした。
安倍政権にとって福島の現状などまったく頭の中にない。
もう過去のことなんだ。許せない。