安倍政権が夢見る「衆参ダブル選で憲法改正」のおめでたさ/しかし「油断大敵火の用心」を忘れまい | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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 安倍首相の周辺は衆参ダブル選挙を実施して両院で3分の2の勢力を獲得し、一気呵成に憲法改正に突き進む、というシナリオを描いている。彼らの頭の中には、1980年と86年の衆参同日選で自民党が圧勝した過去の記憶があるようだが、現実はそう甘くない。


  政治評論家の野上忠興氏がこう話す。



 「そもそもダブル選の話が浮上するのは、参院選が不安なことの裏返しでしょう。それに、ダブルなら圧勝というのはもはや“神話”ですよ。投票率は70%超、中選挙区制で自民党の派閥に活気があり、高度経済成長だったあの時代とは違う。頼みの業界団体も、農業関係や小売業者などは、TPPや軽減税率で自民党に対し冷ややかです。ダブルで関心が高まって投票率が上がる効果はあると思いますが、前回(14年)の衆院選が52%だったことを考えると、アップしても60%台でしょう」



 ダブル選の空気が高まれば、嫌でも「改憲」がクローズアップされる。そうなれば、10万人が集結した、あの時の国会包囲網が再来するだろう。憲法9条を亡きものにし、名実ともに戦争国家に突き進む安倍に国民の怒りが爆発するのは間違いない。


 「いつものように安倍さんは『経済』で覆い隠そうとするでしょうが、ここまで露骨に憲法改正の野望が見えてしまうと、さすがに国民は騙されません。表向きは環境権や緊急事態条項の創設と言っていますが、本丸は9条の改正。国家統制の国づくりです。世論はそれを見抜いていますから、ダブル選で投票率が上昇しても、簡単には自民に一票を入れない。むしろ、これまで棄権していた有権者の多くが『経済で憲法改正の狙いをごまかすのはズルい』と、反自民で投票すると思います」(野上忠興氏=前出)


  衆参ダブルがやれるもんなら、やってみろ、だ。


「日刊ゲンダイ」より転載


2日は東京の新年会に参加し、目白のホテルに泊まり3日は国立西洋美術館で「黄金伝説展 古代地中海世界の秘宝」を観て帰宅した。
しかし古代人たちも黄金に憧れ金ピカの耳飾りや首飾りを今から6000年も前に飾り付けていたというのだから人間て大して「進歩」していないなぁと痛感。
カミサンに言わせれば美意識なんか変わらないのよと言うことらしい。
しかし渋谷や上野と言った人混みの中を歩くと、過疎地の人種は異常に疲れる。
しかもこんな所で爆発事件でも起こったら何百人も死ぬだろうなと思った。

安倍政権が検討を始めたという衆参同時選挙。
もしこの選挙で圧勝したいと考えれば何を期待するだろうか。
強権政治待望論を生み出すには国民の間に恐怖の念を植え付ければ良い。
ブッシュ時代の9.11のような。

中国か北朝鮮に挑発行動を起こさせて局地的戦闘が起これば、自らの戦略は大成功となると思うのではないだろうか。
あるいは密集地でのテロ行為も当然有効な武器になるだろう。
ナチスが権力を掌握したのは国会放火事件を上手くでっち上げられたからだが、同じような事を考える勢力が出現しないとは限らない。
人混みの中を歩きながら、そんな嫌な事が想起された。


党利党略の解散を許さず、冷静な判断を下すことが出来る選挙戦で安倍政権を退陣に追い込むために、野党共闘の実現と国民世論の喚起は不可欠だ。

        
NHKの世論調査結果
光明を見いだすことが出来るのかな。

【18・19歳世論調査】若者は「今の政治」を不支持!
「今の政治:満足24%満足せず74%」
「今の政治:そのまま11%変わって欲しい88%」
「9条改正:必要16%必要なし57%」