靖国神社 爆発事件を考える | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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東京・九段北の靖国神社の公衆トイレで23日午前、不審物が爆発した。新嘗祭が始まった直後で、境内の厳かな雰囲気は一変。七五三の親子連れも訪れる中、参拝者は「怖い」と声を震わせ、神社の関係者は「あわや大惨事」と憤った。

 「バン」。愛知県豊橋市から母親ら4人で来た中西美紀さん(44)は、中門の鳥居近くで神事を見ていた時に、大きな音を聞いた。直後には「バラバラバラ」と、何かが崩れるような音も。

 爆発があったのは、いた場所から数十メートル南側のトイレ。「空気が震えたような感じがした」と中西さん。駆け付けた警備員が「煙だ」と叫ぶと、消火器を手にした神職やみこも急いだ。新潟市から長男(8)と参拝に訪れた男性(46)は「爆発した時に息子がいたらと考えるとぞっとする」と話し、急ぎ足で神社を後にした。

 靖国神社の40代の男性職員は「幸いトイレに誰もいなくて良かったが、一歩間違えば大惨事」と憤った。

「産経新聞」より転載



このブログで前から書いていたけど、今の社会状況の中でテロ的行為が起こると、この国のファシズムは一気に加速する危険性が高い。

ナチスドイツが急激に勃興したのは国会議事堂放火事件をドイツ共産党の仕業とナチス・ヒットラーが大宣伝をして、国民の意識を一気に変えた事からだった。
歴史的にはナチス党の仕業だと言うことが明確になっているが、こうした詐欺的手法で自らへの支持を一気に拡げる手法は枚挙にいとまがない。


今回の「爆破」事件も日本のファシズムを加速させたい個人の仕業と考えた方が良いように思う。
安倍政権に絶対的権力を与えたいと考える安倍晋三のシンパなのか、あるいはファシズム待望論のエセ左翼なのか、あるいは単なる愉快犯なのか。


冷静な分析と対応が求められていると思う。


そして大阪だ。
橋下維新が勝った理由を、僕は伏魔殿と言われた大阪市役所に対して既得権益を許すなと叫んだ橋下維新への期待がまだまだ残っていること。そして自民党候補だったが故にリベラル派と言われる有権者が投票を回避したことかなと思うけど、どんなものか。

いずれにしろ、こんな歴史の徒花が息を吹き返したわけで、やはりこの国はファシズムへの道を転げ落ちているのかも知れない。