明日の自衛隊を想像させる映画「アルマジロ」を観た/日本共産党の注目すべき提起 | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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優れた戦争映画はすべて反戦映画になる。この作品も例外ではない。ただしはみだしている。問題作のレベルではない。虚構か現実か。そもそもその区分けに意味などない。映像であるかぎりは(カメラを意識した)フィクションだ。でもこの作品は、その定義すら無効化する。軍や兵士たちはなぜこの撮影を許したのか。あらゆる意味で問題作だ。森達也(作家・映画監督)
 

「戦争法案」が参議院で可決成立させられた19日午後、伊豆の国アートビレッジで開催された映画「アルマジロ」の上映会に出かけてきた。
主催は「函南革新懇」

アフガニスタンのタリバン制圧に出撃する若きデンマーク兵士たちの6ヶ月間を実写によって描き出した戦争そのもの。
タリバン兵の死体の惨たらしさと、その戦闘を誇らしげに語り合うデンマーク兵たち。

これは確実に明日の自衛隊だろうと思う。
安倍晋三によって海外の戦闘に駆り出される自衛隊員たちの悲劇を先取りしたような映画。

是非観て欲しいと思います。


       

『プライベート・ライアン』『ハート・ロッカー』これらはフィクションだった。 ゲームでもフィクションでもない、これが「戦争」の現実。

映画『アルマジロ』


アフガニスタンの最前線アルマジロ基地。国際平和活動(PSO)という名の下に派兵されたデンマークの若い兵士たちに7ヶ月密着撮影を敢行した。アルマジロ基地はNATOが統率する国際治安支援部隊(ISAF)の一つでイギリス軍とデンマーク軍が駐留している。平和な都市生活から前線基地での軍務。タリバンを敵とする偵察活動という戦争の日常のなか、数回の交戦で極度の興奮状態を体験した若い兵士たちは戦争中毒に陥っていく。
『ハート・ロッカー』の冒頭で「戦争は麻薬である」という言葉が流れるが、このドキュメンタリーではまさにそれが現実のものとして映しだされている。

銃弾がカメラをかすめる。常時4台のカメラで撮影された圧倒的な映像。 あまりの臨場感に現実とフィクションの区別もつかない…!

映画『アルマジロ』


監督のヤヌス・メッツとカメラは銃撃戦の最前線にも飛び込んで行き、兵士のヘルメットに搭載されたカメラの映像は銃弾が横をかすめるのを劇映画のようなカメラワークと編集で捉えていく。あまりに臨場感あふれる衝撃映像は、まるで「戦争映画」というエンターテイメントを体験しているようで、フィクションなのか現実なのかの区別を不能にする。

戦地へ行くのは、普通の若者たち。あなたは、大切な人を戦地へ送り出すことができますか?

映画『アルマジロ』

「なぜそんな危険なところへ行くの?」という家族からの問いに、若い兵士はこう答える「沢山のことを学べる。大きなチャレンジだし、冒険でもある」。彼らはキャンプ内で食事をし、冗談を言い合い、戦争ゲームをする。しかしここはまぎれもない戦場で、死と隣り合わせだ。

デンマークのスサンネ・ピア監督が『ある愛の風景』でアフガンに派兵され帰国した兵士と家族の姿を劇映画として描いたように『アルマジロ』でも声高に反戦をうたうわけでなく、若い兵士の行動とその心理の変遷を描いていく。違うのはドキュメンタリーであるということとアフガン戦争の最前基地アルマジロを舞台にしている事である。

これは決して他人事ではない。日本でも憲法9条の歯止めがなくなれば、この映画のように大切な人を戦地へ送り出すことになるのかもしれないのだ。戦争とは、人を殺すこととは、正義とは?ゲームでもフィクションでもない「戦争」を突きつけるドキュメンタリーである。




http://www.uplink.co.jp/armadillo/より転載

さあ忘れないようにしよう!!
「戦争法案」に賛成した参議院議員を。
来年改選組は全員落とそう!!

 


 

日本共産党が「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」の実現をよびかけた。
これは今後のたたかいをどう進めていくかで多いに論議をすべき内容だと思う。
「沖縄方式」を日本全国で展開する事が重要だ。

以下志位委員長の会見でのよびかけ。



 

「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」の実現をよびかけます  
                        1015年9月19日                                    

           日本共産党中央委員会幹部会委員長 志位和夫  


 安倍自公政権は、19日、安保法制――戦争法の採決を強行しました。 私たちは、空前の規模で広がった国民の運動と、6割を超す「今国会での成立に反対」という国民の世論に背いて、憲法違反の戦争法を強行した安倍自公政権に対して、満身の怒りを込めて抗議します。
 
 同時に、たたかいを通じて希望も見えてきました。戦争法案の廃案を求めて、国民一人ひとりが、主権者として自覚的・自発的に声をあげ、立ち上がるという、戦後かつてない新しい国民運動が広がっていること、そのなかでとりわけ若者たちが素晴らしい役割を発揮していることは、日本の未来にとっての大きな希望です。

 
 国民の声、国民の運動にこたえて、野党が結束して、法案成立阻止のためにたたかったことも、大きな意義をもつものと考えます。 このたたかいは、政府・与党の強行採決によって止まるものでは決してありません。政権党のこの横暴は、平和と民主主義を希求する国民のたたかいの新たな発展を促さざるをえないでしょう。


 私たちは、国民のみなさんにつぎの呼びかけをおこないます。

1、戦争法(安保法制)廃止、安倍政権打倒のたたかいをさらに発展させよう  

 戦争法(安保法制)は、政府・与党の「数の暴力」で成立させられたからといって、それを許したままにしておくことは絶対にできないものです。 何よりも、戦争法は、日本国憲法に真っ向から背く違憲立法です。戦争法に盛り込まれた「戦闘地域」での兵站、戦乱が続く地域での治安活動、米軍防護の武器使用、そして集団的自衛権行使――そのどれもが、憲法9条を蹂躙して、自衛隊の海外での武力行使に道を開くものとなっています。

  日本の平和と国民の命を危険にさらすこのような法律を、一刻たりとも放置するわけにはいきません。  戦争法に対して、圧倒的多数の憲法学者、歴代の内閣法制局長官、元最高裁判所長官を含むかつてない広範な人々から憲法違反という批判が集中しています。

  このような重大な違憲立法の存続を許すならば、立憲主義、民主主義、法の支配というわが国の存立の土台が根底から覆されることになりかねません。  

  安倍首相は、〝国会多数での議決が民主主義だ〟と繰り返していますが、昨年の総選挙で17%の有権者の支持で議席の多数を得たことを理由に、6割を超える国民の多数意思を踏みにじり、違憲立法を強行することは、国民主権という日本国憲法が立 脚する民主主義の根幹を破壊するものです。

 私たちは、心から呼びかけます。憲法違反の戦争法を廃止し、日本の政治に立憲主義と民主主義をとりもどす、新たなたたかいをおこそうではありませんか。安倍政権打倒のたたかいをさらに発展させようではありませんか。


2、戦争法廃止で一致する政党・団体・個人が共同して国民連合政府をつくろう  


 憲法違反の戦争法を廃止するためには、衆議院と参議院の選挙で、廃止に賛成する政治勢力が多数を占め、国会で廃止の議決を行うことが不可欠です。同時に、昨年7月1日の安倍政権による集団的自衛権行使容認の「閣議決定」を撤回することが必要です。この2つの仕事を確実にやりとげるためには、安倍自公政権を退陣に追い込み、これらの課題を実行する政府をつくることがどうしても必要です。


 私たちは、心から呼びかけます。〝戦争法廃止、立憲主義を取り戻す〟――この一点で一致するすべての政党・団体・個人が共同して、「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」を樹立しようではありませんか。この旗印を高く掲げて、安倍政権を追い詰め、すみやかな衆議院の解散・総選挙を勝ち取ろうではありませんか。


 この連合政府の任務は、集団的自衛権行使容認の「閣議決定」を撤回し、戦争法を廃止し、日本の政治に立憲主義と民主主義をとりもどすことにあります。

 この連合政府は、〝戦争法廃止、立憲主義を取り戻す〟という一点での合意を基礎にした政府であり、その性格は暫定的なものとなります。私たちは、戦争法廃止という任務を実現した時点で、その先の日本の進路については、解散・総選挙をおこない、国民の審判をふまえて選択すべきだと考えます。


 野党間には、日米安保条約への態度をはじめ、国政の諸問題での政策的な違いが存在します。そうした違いがあっても、それは互いに留保・凍結して、憲法違反の戦争法を廃止し、立憲主義の秩序を回復するという緊急・重大な任務で大同団結しようというのが、私たちの提案です。この緊急・重大な任務での大同団結がはかられるならば、当面するその他の国政上の問題についても、相違点は横に置き、一致点で合意形成をはかるという原則にたった対応が可能になると考えます。


 この連合政府の任務は限られたものですが、この政府のもとで、日本国憲法の精神にそくした新しい政治への一歩が踏み出されるならば、それは、主権者である国民が、文字通り国民自身の力で、国政を動かすという一大壮挙となり、日本の政治の新しい局面を開くことになることは疑いありません。


3、「戦争法廃止の国民連合政府」で一致する野党が、国政選挙で選挙協力を行おう


 来るべき国政選挙――衆議院選挙と参議院選挙で、戦争法廃止を掲げる勢力が多数を占め、連合政府を実現するためには、野党間の選挙協力が不可欠です。  私たちは、これまで、国政選挙で野党間の選挙協力を行うためには、選挙協力の意思とともに、国政上の基本問題での一致が必要となるという態度をとってきました。同時に、昨年の総選挙の沖縄1~4区の小選挙区選挙で行った、「米軍新基地建設反対」を掲げての選挙協力のように、〝国民的な大義〟が明瞭な場合には、政策的違いがあってもそれを横に置いて、柔軟に対応するということを実行してきました。


 いま私たちが直面している、戦争法を廃止し、日本の政治に立憲主義と民主主義をとりもどすという課題は、文字通りの〝国民的な大義〟をもった課題です。


 日本共産党は、「戦争法廃止の国民連合政府」をつくるという〝国民的な大義〟で一致するすべての野党が、来るべき国政選挙で選挙協力を行うことを心から呼びかけるとともに、その実現のために誠実に力をつくす決意です。


 この間の戦争法案に反対する新しい国民運動の歴史的高揚は、戦後70年を経て、日本国憲法の理念、民主主義の理念が、日本国民の中に深く定着し、豊かに成熟しつつあることを示しています。国民一人一人が、主権者としての力を行使して、希望ある日本の未来を開こうではありませんか。


すべての政党・団体・個人が、思想・信条の違い、政治的立場の違いを乗り越えて力をあわせ、安倍自公政権を退場させ、立憲主義・民主主義・平和主義を貫く新しい政治をつくろうではありませんか。


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 全く話題は変わるが、僕自身もプレーしたが故に一番大好きなスポーツ=ラグビー
イギリスで開催されているラグビーワールドカップで、JAPANが世界ランク3位、ワールドカップ優勝2回の南アフリカに勝った!!

日本ラグビー史上に革命が起きた!!


選手の身体を張ったがんばりに涙が出た。

頑張れば、歴史を変えることが出来る。

実感した!!