「任官拒否」急増で隊員不足…自衛隊がリクルート活動に必死/集団的自衛権でさらに拍車が掛かるだろう | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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「平和を仕事って…」(防衛省の募集チラシ)

「平和を仕事って…」(防衛省の募集チラシ)

「戦争を仕事にする」と書き換えなければいけないぞ!!


 防衛省が“兵隊集め”に躍起になっている。今月下旬から、「“マスメディアには出ない本当の自衛隊”を知る説明会」を市ケ谷などで大々的に開催する。


「メディアがあまり取り上げない自衛隊の待遇などを大学生や高校生に知っていただき、親しみを感じてもらうための説明会です」(防衛省報道室)


  まあ、民間企業の就職セミナーみたいなものらしいが、背景には深刻な隊員不足がある。13年度までの10年間で自衛隊員の数は1万3718人減少。“任官拒否”する防衛大の卒業生もこの4年間で5倍に跳ね上がった。


  軍事ジャーナリストの世良光弘氏が言う。


「安倍政権になってから自衛隊の訓練内容は明らかに変わりました。かつての陸自はサバイバルゲームの延長みたいな“なんちゃって訓練”が大半でしたが、最近は人を標的にする実戦訓練が増えています。日米共同訓練もどんどんハイレベルになり複雑化しています。去年、私は米ワシントン州で日米共同戦車訓練を取材して驚愕しました。かつては“砂漠で日本の戦車がちゃんと走るか”を試すのが主目的でしたが、今は米軍と自衛隊がどれだけ正確かつ一体的に行動できるかを試すのです。難易度が高まれば、訓練中の死傷者が出るリスクも高まる。さらに安保法制が成立すれば、訓練ではない本物の戦争に駆り出されるかもしれなくなる。若者が尻込みするのは当たり前です」


 国家公務員の自衛官は、45歳の中隊長クラス(配偶者、子2人)で年収760万円。幕僚監部課長クラスになれば1240万円だ。合コンや結婚相手でも数少ない人気職種。昨年は自衛官と結婚する「J婚」が流行語になったが人気急落は確実。自衛隊に“就職”したがる若者はどんどん減り、退官する自衛官がますます増えるだろう。


「日刊ゲンダイ」より転載


次の展開は徴兵制だね。


ところが、このノーテンキ男は相変わらず、自民党のニコ生でこんなことをほざいているようで、あまりのアホさ加減についに来場者数が1万人割れだって。



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安倍首相、フツーの視聴者への説明は?(YouTube「自民党公式チャンネル」より)


 またしても大爆死──。昨日お伝えした、安倍晋三首相による「ニコニコ生放送」の来場者数問題だが、昨晩の放送ではさらに数を減らした。

 この放送は、「安倍さんがわかりやすくお答えします! 平和安全法制のナゼ? ナニ? ドウシテ?」と題し、安保法制について「国民に理解を求めるため」に行われているもの。


 昨晩の第3夜のテーマは「自衛隊員は危険にさらされる?」というものだったが、国会と同様、「自衛隊はすでに1800人の殉職者を出している」と発言。いや、それは任務中の事故などで命を落とした数で、戦闘に巻きこまれて亡くなった人は1人もいないから、と総ツッコミを受けたのもなかったことになっているらしい。

 一方的な言い分ばかりを垂れ流すこの放送で国民に説明をできていると考える神経にはほとほと呆れるが、問題は来場者数。第一夜目の7月6日はたったの10649人で、2夜目も12233人と少なかったが、昨晩はさらに数を減らし、10606人だった。ちなみに、放送終了時の人数は9741人。実質、放送を観た人は1万人すら切っている。

 じつは2夜までの低来場者数に焦った自民党本部が、昨晩の放送から動員をかけているとの情報があった。しかし、蓋を開けてみればこの人数。だが、おかしなことに、寄せられるコメントは前2夜と比べても圧倒的な安倍支持の声ばかりで、「安倍さん愛してる、いつも信じてるよ」「涙が出た」「安倍さんお慕いしています♥♥」「自民党万歳!」「憲法が間違っています」などなどといった気持ちの悪い絶賛コメントで覆い尽くされていた。


 さらに、放送終了後に行われるアンケート結果も、最高ランクの「とても良かった」が昨晩は70.6%。1夜目は58.9%、2夜目が66.3%だったが、こちらも評価するパーセンテージが高まっているのだ。

 視聴者数は減っているのに、絶賛コメントと評価する割合は高まっていく……。結局、生放送を観ているのは、動員されたネトサポと安倍信者が大半で、フツーの視聴者は誰も見向きもしなくなっているのだろう。

 というか、この番組はもはや、国民に向けた説明などではなく、安倍首相が自己慰撫のためにやっている“オナホ”と化しているといってもいいかもしれない。

 ちなみに今晩の放送は休みで、第4回は明日。当初は全回視聴しようと思っていたが、このスカスカな中身と気持ちの悪い絶賛コメントを見ていると、正直、視聴を続ける自信がなくなってきた。
編集部


「リテラ」より転載


戦死者ゼロが戦後70年憲法9条で守られた自衛隊の実態なのに、この男の自衛隊員の死者を軽く扱う態度は何だろうね。
「自衛隊ではすでに1800人の殉職者を出している」んだから、その上に100人200人戦死したところでたいしたことないと言っているようだ。

「赤旗日曜版」で劇団民藝の奈良岡朋子がこう言っていて、心に響いた。

「戦争の本当のおそろしさを知らず、おんば日傘で育った者たちが日本を戦争に導いているように思えてなりません。国会中継を見ていても、彼らがあまりに人間の命を軽く考えていることに憤りを覚えます。自分たちは戦場に行かないから、平気なのでしょうか。……人間は、誰もが生きるために生まれてきました。自然に任せ、一歩一歩死へと近づきながら、その生を生きていく。それを奪う権利は、国にも政治家にもありません。」

※おんば日傘

乳母日傘 意味

幼児に、乳母をつけたり、強い日に当たらぬように傘を差しかけたりすること。子供が大事に育てられることにいう。

[補説]この句の場合、「乳母」を「うば」と読むのは誤り。

                           
コトバンクより転載


僕は奈良岡朋子と仲代達矢の「ドライビング ミス デイジー」を観劇して痛く感動したことがある。

気位の高いデイジーが奈良岡朋子、黒人の雇われ運転手が仲代達矢だった。

「デイジーはユダヤ人で元教師。時代は1948年・・そのときすでに72歳の未亡人。マイカーを運転していて事故を起こしたために、息子のブーリーが母親のために雇って無理に送り込んできたのが黒人の運転手ホークという設定です。
 舞台はジョージア州アトランタ。黒人に対する差別が色濃く残っている土地柄です。

 自尊心が強く、黒人を嫌うデイジーはホークの運転を拒否して息子のブーリーを困らせます。

 舞台はそれから25年後の1973年まで続きます。デイジーはすでに100歳。老化が進み、衰えています。ホークも足などに故障が出ています。

 最後の場面はデイジーが入居している老人ホームです。
 デイジーは相変わらず憎まれ口をききながらも、25年前にあれほど嫌ったホークを一番大切な人だと告白します。二人の間に強い友情が育まれていたのです。」


http://hamajubiyama.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-fd1a.htmlより転載


二人の迫真の演技は観客に息詰まるような感動を与えた。


奈良岡朋子、御年85歳、一芸を極めた人の発言は心を打つ。
乳母日傘で育った口先男の軽ーいおしゃべりとは雲泥の違いだ。