日本げんぱつ無責任(トンデモ)発言大賞 結果発表!!/高浜原発にもGOサイン! | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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「原発なくそう ミツバチの会」の活動報告や事務局ノブクンの日々のつぶやきを発信しています。

私達は忘れません。あなたの無責任発言

ぷんぷんカワンちゃん
核兵器への憧憬と永遠の搾取を夢見る者達により原発は生み出されて来ました。


そこにはウランの採掘から建設、運転、廃棄物処理まで、差別と無責任によって未来にまで敷き詰められています。


3.11東電事故以来、それまでにも増して、居直ったかのようなトンデモ発言、無責任発言の止むことはありません。


そんな中、ともすれば流して忘れていっちゃうそんな発言を、毎年、ランキングを付けて記録していこー!
というのがこの企画です。
2014年12月7日に、2014年の各賞が下記のように決定しました。



特別賞

安倍晋三 首相 2013年9月7日 (日本時間)

影響は同原発の港湾内0.3平方キロメートルの範囲内で完全にブロックされている
健康問題には今までも、現在も、将来も問題ないと約束する
(汚染水の)状況は統御されています。東京には、いかなる悪影響にしろ、これまで及ぼしたことはなく、今後とも、及ぼすことはありません。

※国際オリンピック委員会(IOC)総会の最終プレゼンテーションにて発言された内容。
今回の対象期間外の発言ではあるが、国家の最高責任者が国内外に向かって明らかなウソをつくと言う行為により、この国の政府の無責任さを露呈し、その後の無責任発言を誘発させるターニングポイントとなったため、 特別に授与することとした。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0703W_X00C13A9CR8000/
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0703R_X00C13A9MM8000/

大賞

再稼動を前提とした一連の無責任五段階発言
東電事故の救済も補償も進んでいない中、再稼動を進めようとする無責任の構造を表した一覧の発言を大賞とします。
2014年7月18日 安倍晋三首相

川内(原発)はなんとかしますよ

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS18024_Y4A710C1EE8000/
http://www.asahi.com/articles/ASG7L74G3G7LUTFK01P.html

2014年7月16日 田中俊一 原子力規制委員会委員長

安全だということは私は申し上げません

http://www.nsr.go.jp/kaiken/data/h26fy/20140716sokkiroku.pdf

2014年9月10日 菅義偉 内閣官房長官

原子力規制委員会によって安全性が確保されることが確認をされました

http://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/201409/10_p.html

2014年11月3日 宮沢洋一 経済産業大臣

安全性が確認された原発の再稼働を進めるのが政府の方針だ

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS03H0P_T01C14A1NN1000/

2014年11月7日 伊藤祐一郎 鹿児島知事

再稼働はやむを得ない。政府の再稼働方針を理解する

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kagoshima/article/125714



トップ6

2014年11月7日 伊藤祐一郎 鹿児島知事

福島みたいなことが起きても、もう命の問題なんか発生しない

http://mainichi.jp/select/news/20141108k0000m040112000c.html

2014年6月16日 石原伸晃 環境大臣

最後は金目でしょ

※除染で出た汚染土などを保管する中間貯蔵施設の建設をめぐり、首相官邸で記者団に対して「最後は金目でしょ」と語った。15日に大熊町と双葉町で住民説明会が終わったばかりの16日に、菅官房長官に今後の事業日程などを報告したあとで記者団にこの発言をした。
石原氏は幹事長の時代にもいろいろ発言してます。2011年にイタリアの国民投票で反原発派が勝利したことについて「あれだけ大きな事故があったので、集団ヒステリー状態になるのは心情的にはわかる」と述べて批判された。2012年には報道番組で福島原発を「第一サティアン」と呼んで地元の反発を招いた。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1604H_W4A610C1CR8000/


2014年9月7日 甘利明 経済再生・TPP担当相

原発再稼働しないと、二酸化炭素の増加で地球の温暖化が進む。デング熱の流行はその結果だ

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/154113/2 

2014年8月28日 高市早苗 自民党政務調査会長

(国会周辺のデモのために)何時間も仕事にならない状況が続いて、とても電話の
声も聞こえないので、批判を恐れることなく(規制の)議論を進めてまいりたい

「自民党のヘイトスピーチ対策等に関する検討プロジェクトチーム」を設置した8月28日の初会合での発言。ヘイトスピーチと脱原発のデモの声を同一視している。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/166280#more-166280
http://www.sankei.com/politics/news/140828/plt1408280014-n1.html 

2014年11月5日 田中俊一 原子力規制委員会委員長

チェルノブイリ原発事故のときのように、石棺という方法もある
(核燃料の搬出は)3ヶ月前にすぐ止めて、その準備をして、容器に少しずつ入れて遠くに運べばできますよ

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41134?page=5 

2014年8月4日 石破茂 自民党幹事長

原発再稼働なければ国の未来はない

自民党の石破茂幹事長は4日、神戸市で講演し、原発政策について「世界で一番厳しい基準をクリアした原発は、その地域の方々が納得することを条件に再稼働していかないと、この国の未来はない」と述べた。理由として火力発電用の燃料輸入増による貿易赤字拡大を挙げたほか、「これ以上電気料金が上がると、経営が立ち行かない中小零細企業がたくさんあるはずだ」とも指摘した。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201408/2014080400769 


http://www.stopnukes.org/award/より転載



しかしこんな連中が次々と原発再稼働にGOサインを出して、
そのことがもう既成事実化しつつある現実。



事故時拠点不備でも「適合」 
高浜も審査書案了承 規制委


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 原子力規制委員会は十七日の定例会合で、関西電力高浜原発3、4号機(福井県)が、原発の新しい規制基準に適合しているとの審査書案を了承した。国民からの意見募集の後、正式決定される。ただ、事故時の対策拠点などは建設途中で、支援の要員や資材を運ぶ道路にも不安がある。周辺には美浜、大飯などの原発が立地し、同時被災した際にどう対応するか十分に検討されたとは言い難い。



 規制委が新基準を満たしていると判断した原発は、九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)に次いで二つ目になる。早ければ、来春に再稼働する可能性がある。



 審査は高浜1、2号機が停止中であることを前提にしているが、関電は両号機の再稼働を目指す方針を打ち出した。審査がやり直しになる可能性もある。



 規制委は昨年七月、新基準の施行と同時に、関電からの申請を受けて審査を始めた。審査では、地震や津波、竜巻などの自然災害への備えや、テロ対策、炉の圧力が高まっても格納容器を守るためのフィルター付きベント(排気)設備、事故収束に向けた作業手順の整備が求められた。

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 関電は、耐震設計の目安となる地震の揺れの想定を当初から二割程度引き上げ、配管などの補強を実施。想定する津波も海抜二・六メートルから六・二メートルに引き上げ、津波は六・五メートルの高さまで到達するとし、八メートルの防潮堤建設にも着手した。


 東京電力福島第一原発事故のように、漏れた水素が建屋内で爆発を起こさないよう、水素濃度を低減させる装置も設置。事故に備え、休日や夜間でも、構内には作業員ら七十人を常時勤務させる体制をつくり、追加の資材や人員を輸送する道路を確保する方針も示している。規制委は、こうした方針をいずれも妥当と判断した。


 ただし、近隣には二十キロ圏内に関電の大飯、五十キロ圏内に美浜、その東には日本原子力発電の敦賀と原発がひしめく。稼働していなくても、核燃料がある限り同時に事故が起きる可能性はある。このことや周辺住民が安全に避難できるのかどうかについては規制委は議論していない。


「東京新聞」より転載



嫌になるけど、僕らは僕らの出来ることを積み上げていくしかないでしょ。
今日、大学時代の埼玉在住の仲間から600筆を超える世界一危険な「浜岡原発再稼働反対」署名が届いた。
ありがたいことです。
「原発なくそうミツバチの会」扱い署名4000筆を突破!!

他にも協力者の皆さんが、奮闘していただいているので、何とか12月中に5000筆に届くかな