被曝斑点牛、霞ヶ関へ        原発に対する抗議  | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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先日警戒区域内浪江町の「希望の牧場」を訪問した 代表理事の吉沢さんにその後の状況をいろいろ伺った。

2月の豪雪で牛舎が全て崩壊し、修理の資金がない為そのままの状態だと。
又近日中に霞ヶ関に斑点牛を連れて、賠償支援を求める街頭演説会を行うなどのお話を伺った。  

当方はすでに10数回この牧場を訪問し、被曝牛のエサの支援を行ってきている。
この牧場を訪問した志太榛原住民は述べ300人を超えている。 今後更に静岡県民300名をご案内しようと考えている。

この牧場には360頭の被曝牛が飼育されている。
これはこの被曝牛を生かし人類のために活かそうと 「放射能の生物に与える影響」をいくつかの大学と協定の下研究している。

東電、国はこの研究成果が、明確にならない様早期に殺処分をしようと躍起になっている。

牧場主が、この何回にも及ぶ殺処分命令に従わないため、
最近では、生きた証の牛たちを餓死させようと餌の焼却処分・秤量攻めを行っている。

私たちはこの牛たちを支援するサポーターを募集している。
  先日伺った時、偶然にも被曝斑点牛に出会った。 この牧場には、約10頭の牛たちに斑点が出ている。 これがヒトだったらと思うとゾッとする。

これらを見ると原発の賛否をしっかり議論する必要があるのではと思うのは私だけではないはずだ。
 
 
目の前に現れた被曝斑点牛(6月5日)



 
東京電力福島第一原発の周辺で事故後に置き去りになった牛の飼育を続ける県内の男性らが20日、
牛を連れて東京・霞が関を訪れ、抗議した。
牛の殺処分に反対し、エサの支援や牛の被曝(ひばく)調査を求める文書を農林水産省などで手渡した。

 抗議したのは、浪江町の牧場長吉沢正巳さん(60)ら。

国がすすめた安楽死による処分を拒み、農場を「希望の牧場」と名付けて

預かり分を含め約350頭を飼っている。

 この日、2トントラックで連れてきたのは10歳ほどのオスの黒毛和種

首や胴体に白い小さな斑点ができており、吉沢さんは被曝の影響を疑っている。

農水省前では、牛を荷台後方に動かそうとした吉沢さんと、

牛が道路に降りないよう警戒する警察官が押し合いになる場面もあった。


「静岡脱原発フリーメール」より転載


この希望の牧場には我が家もカンパしたことがある。
何で何の罪もない牛が殺処分されなければいけないのか。
牛とか馬とか、ホントに優しい目をしている。
あの澄んだ瞳で、原発なんか許せないと叫んでいるのかも知れない。