衛藤首相補佐官「こっちこそ失望」 米の靖国参拝失望声明  安倍晋三のお友達の放言が止まらない | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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衛藤晟一(えとうせいいち)首相補佐官が動画サイト「ユーチューブ」に投稿した国政報告で、昨年十二月の安倍晋三首相の靖国神社参拝後に失望声明を発表した米国について「むしろわれわれが失望だ」と批判していたことが分かった。


 菅義偉官房長官は十九日の記者会見で「あくまで個人的な見解だ。日本政府の見解ではない」と述べた。



 衛藤氏は「安倍政権は、民主党政権で崩れた日米関係修復に非常に大きな力を割いてきた。米国は同盟関係にある日本をなぜ大事にしないのか」と強調。「米国はちゃんと中国にものが言えないようになりつつある。米国の声明は、中国に対する言い訳にすぎない」と指摘した。



 衛藤氏は自らが昨年十一月に訪米し、ラッセル米国務次官補らに首相が参拝した場合、米側に理解を求めたことも説明。十二月初めに在日米大使館を訪れた際には「(参拝に)できれば賛意を表明してほしいが、無理なら反対しないでほしいと伝えた。首席公使からは『慎重に』という言葉が返ってきた」と語った。




「東京新聞」より転載



さすがに菅も撤回させたようだが、安倍君のお友達が次々と本音を吐露して国際的孤立に拍車をかけているようで、おめでたい限りだ。
籾殻もこんなことをまた言ったそうだ。





籾井NHK会長「発言、どこが悪いのか」 経営委で


就任会見での従軍慰安婦問題特定秘密保護法などをめぐる発言が問題になった籾井勝人NHK会長が今月12日の経営委員会で、「取り消しているし、どこが悪いのか。素直に読めば理解できるはずだ」という趣旨の発言をしていたことが18日わかった。経営委内部では「反省していない」との声があがっている。

 12日の経営委では作家の百田尚樹氏、埼玉大名誉教授の長谷川三千子氏の両委員の言動などを審議し、経営委員は「一定の節度を持って行動していく」とする見解をまとめた。


 複数の関係者によると、委員会の最後に、ある女性委員が会長発言の影響について「受信料不払いなどのリスクにどう対処するのか」と質問。籾井会長は「営業が頑張る」と答えたのに対し、具体案を尋ねられた後、「(発言の)どこがおかしいのか」「会見の記録全体を見てもらえればわかる」という旨の持論を述べた。別の委員から「そういう物言いはおかしい」と反発する声があがり、浜田健一郎委員長がぶぜんとして「終わります」と委員会を打ち切ったという。


 会議終了後、委員からは「浜田委員長が注意した意味がない」と懸念する声が出た。1月28日の経営委で籾井会長は「個人的な見解を発言したのは不適切だった」と反省を表明、委員長が「自身の立場を理解いただきたい」と会長に注意していた。


 今回の発言について、NHK上層部の幹部は「就任会見では記者がしつこく聞くので致し方なかったと言いたいのだろうが、自分は悪くないという趣旨に受け止められても仕方ない」と指摘した。


 約半月後に公開される経営委の議事録の表現については調整中という。(編集委員・川本裕司




「朝日新聞」より転載



要するに、「信念」に基づく発言だから、ちっとも問題だと思っていないのね。
批判されたから発言を撤回しただけで、籾殻の「反省」なんかに意味はない。
安倍晋三を中心とする「靖国派」の連中は、「先の戦争は聖戦であった、日本の侵略戦争ではなかった、従軍慰安婦なんかいなかった、今の憲法は戦勝国に押しつけられた憲法だ」云々という思考が骨の髄まで染みこんでいるから、訂正しようがない。
そうした認識が歴史的にも国際的にも検証に耐えられないということは明白だ。


今の自民党にこういう人物はいないのか!?



野中氏「危険で偏った政治」 
安倍政権を批判


野中広務元官房長官は19日、参院の統治機構調査会に参考人として出席し、安倍晋三首相の政権運営を「議会制民主主義が相当に危険な状態だ」と批判した。集団的自衛権の行使容認を検討する政権の有識者懇談会について「偏ったブレーンを集めている」と指摘した。


 首相が集団的自衛権の行使容認をめぐる憲法解釈に関し「私が責任を持っている」と国会で答弁したことに対しては「非常に誤った道を歩みつつある。内閣は自分たちの行動に高揚している」と非難した。


 安倍政権には与党や国会の議論を軽視する傾向があるとして「最後には内閣と与党に大きな亀裂を呼ぶ不安を持っている」と述べた。


「共同通信」より転載