後援会 100万円借り200万円返済 舛添氏に謎の“倍返し” 都知事候補とカネ 原発マネーも | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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東京都知事選に立候補した舛添要一元厚生労働相の政治団体が、舛添氏本人から借りた100万円の「返済」として、舛添氏が貸し付けた金額の倍の200万円を渡した直後に解散していたことが24日、本紙の調べで分かりました。舛添氏は過払いの100万円を懐に入れたことになります。


直後に解散

 舛添氏に過払いをしていた政治団体は、「舛添要一後援会」です。


 同後援会の2011年の政治資金収支報告書によると、100万円の借入金の「借入先」として「舛添要一」の名前が記載されています。


 ところが同年6月24日に「借入金の返済」として200万円を舛添氏に支出したことが記載されています。この“倍返し”から6日後の同月30日に、同後援会は解散しました。


 前年(10年)までの収支報告書をみても、舛添氏からの借金残高を示す記載はなく、舛添氏への100万円の過払いは明らかです。


 同後援会の収入は、舛添氏が代表の「新党改革比例区第4支部」や、同氏の資金管理団体「グローバルネットワーク研究会」からの寄付がほとんどです。


 両団体には、新党改革に支給された政党助成金の一部が還流しており(21日付既報)、国民の税金が不正に舛添氏のポケットマネーになる構図です。


 本紙の取材に舛添氏の事務所は、期限までに回答しませんでした。


図


もう一つ、舛添ネタを。







舛添氏 原発容認発言のウラに?

東電の全面広告

90年代に執筆・監修の情報誌




東京都知事選候補の舛添要一氏が1993年12月に創刊し、17号まで出した月刊情報誌に、東京電力が全面広告を3回掲載していたことが本紙の調べでわかりました。同氏は、知事選で、「震災以降、脱原発を言い続けた」などと言う一方、「脱原発は目指すが、再稼働は政府が決めること」と、原発容認発言をしています。著書でも「臨海地域に原発と米軍基地を」と暴論を主張(19日付本紙既報)しています。


写真

(写真)舛添要一氏が執筆・監修した月刊誌『マスゾエ・アナリチカ』には、東京電力の全面広告が・・・

ゼネコンなど大企業ぞろぞろ


 問題の情報誌は、『マスゾエ・アナリチカ』。A4判で16ページ(創刊号は8ページ)の会員制情報誌です。1部1200円で、年間購読料は1万4400円。舛添氏が執筆・監修し、編集・発行は、株式会社「舛添要一事務所」(現・舛添政治経済研究所)です。


 同誌は、毎月5日に発行。95年4月に「一時休刊」とするまで17号出ました。舛添氏の論文や、政治家らとの対談がおもな内容ですが、毎号2~3社の大企業の広告が掲載されています。


 広告は、ほとんどが1ページ全面で、東電が94年2月、5月、95年4月と最多の3回、「美しい地球を永遠に」などと出しています。


 2回出しているのは、東京ガス、東京海上火災、大成建設、凸版印刷、全日空、綜合警備保障、サントリー、日本マクドナルドなどの大企業とJRA(日本中央競馬会)。


 東電の大株主(7位、持ち株比率0・74%)の日本生命はじめ、朝日生命、千代田生命、東京生命の各生保が各1回。鹿島、清水建設、竹中工務店、長谷工コーポレーションのゼネコンも1回ずつ掲載しています。


 舛添氏のこの情報誌創刊については、当時、「1回の広告料金は50万円以上だったらしい」「企業に買い取らせる総会屋顔負けの手口」などと一部の雑誌で取り上げられています。


 この間の事情にくわしい雑誌関係者は「昔から東電には、お抱えの学者や文化人がいたが、当時、東電は舛添氏のことを『国際派で、いいよ』とかなり買っていた」と話しています。




「しんぶん赤旗」より転載



東京都民のみなさん、よーく人物を見極めて投票してくださいね。こんな人物を選ぶと、また1年後に都知事選挙かも知れませんよ。