加速するグローバル化時代に「国家」を前面に出す時代錯誤 | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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2014年はどんな年になるのか。ハッキリしているのは、安倍反動政権が世界で孤立していくことだ。13年末の靖国参拝は言うに及ばず、グローバル化の時代に「国家」を前面に出すことがいかに時代錯誤か。もちろん、企業は勝手にグローバル化を推し進めていくのだろうが、そうなると、政治だけが取り残され、しかし、その権威を守るためにますます、強権的になり、グロテスクになっていく予感がする。



  大体、グローバル化とは、「国」なんて関係なくなる世の中なのだ。すでにトヨタは40万人の社員のうち、日本にいるのは8万人だ。現地で従業員を雇い、現地で造り、現地で売る。安倍は中国を目の敵にしているが、ハイブリッド車なんか、各社とも開発段階から中国である。


近い将来、グローバル企業は英語だけでなく、フランス語とスペイン語も必須となり、社内では中国語や韓国語、ベトナム語まで飛び交うようになる。地球の裏側まで行かなければ、生き残れないし、ナショナリズムなんて、政治のたわ言になっていく。



同志社大教授の浜矩子氏(国際経済学)が言う。



 「確かに、日本企業はさまざまな国の人たちが混在する社会になるでしょうし、そうしなければ生き残れない。ただ、それがグローバル化の本質ではありません。真のグローバル化とは、誰もが、あらゆる国で起きていることに、リアルタイムで接する社会になることです。となると、どこの国の出来事でも、すぐに反応しなければいけなくなる。リーマン・ショックのとき、瞬時に日本の生産が4分の1にダウンした。そうしたことを想定し、対応しなければダメです。問われるのは、人間としての本質的な知性、理性、冷静さ、知識の深さ。いろんな国の習慣や風習を理解し、起こり得る状況を予測する。緊張感の高い時代になります」



  そんな人材はめったにいないから、多くの企業は当たり前のように40代、場合によっては30代の外国人社長を雇うようになる。中高年の非国際的なサラリーマンが生き残る道はほとんどない。



「ゲンダイネット」より転載



政治はガラパゴスで経済はグローバル。
ガラグーだね。
股先にあってにっちもさっちも行かなくなりそう。

「問われるのは、人間としての本質的な知性、理性、冷静さ、知識の深さ。いろんな国の習慣や風習を理解し、起こり得る状況を予測する。」とは安倍晋三にもっとも不足している資質だな。
なにしろお友達が会長をしている政府系広報紙「読売新聞」の「編集手帳」でさえ
「一方通行の道を、向こうから逆走してくる車がある。正しいのはこちらだからといって、走り続ける人はいない。ブレーキを踏み、止まる。〈正〉と〈止〉は横棒1本の違いである。自分が正しくとも横棒は胸にしまい、事故を避けて止まらなければならない。靖国神社に“電撃参拝”した安倍首相の安全意識は、はなはだ怪しい」と書くほどだから。