宇都宮健二弁護士の都知事選出馬に反対し続けている弁護士澤籐統一郎氏のブログにおもしろい一文を見つけた。
安倍が隠したホンネは以下のとおりなのだ。
「英霊の皆様、とりわけA級戦犯として無念の死を遂げられた皆様。ようやく、臣安倍晋三が、皆様のご無念をお晴らし申し上げるときがやってきました。
国家が、富国強兵の目的のもと、版図を拡大するための戦争を行うのは、正当なことです。しかも、皆様がご苦労された戦争は我が国の自存・自衛のためのもの。
反省すべきは、果敢に闘ったにもかかわらず、武運拙く戦争に敗れたこと。兵力の不足と、鍛錬の不足、そして武装のための経済力の不足でした。
これからは、一意専念、アベノミクス効果で国力を増強し、武器産業を拡充し、国民には愛国心を叩き込み、軍事費拡大による軍備の増強と軍事法制の充実をはかります。
幸いに、特定秘密保護法は国会を通過し、新たな大本営であるNSCもできました。集団的自衛権行使容認ももうすぐ。憲法改正だって夢ではありません。
大っぴらに戦争を語ることのでない異常な時代はもうすぐ終わります。着々と、天皇をいただいた大日本帝国時代の日本を取り戻す計画が進行しております。
ですから英霊の皆様、なかんずくA級戦犯の皆様、安らかに我が国の軍国化の将来をお見守りください。」
言いえて妙とはこのことか。
いかにも安倍晋三本人が言いそうな事だね。
しかし澤籐弁護士がこの間一貫して問題指摘している宇都宮氏が東京都知事選挙に立候補を表明してしまった。
先出しジャンケンで表明したわけだが、共同候補になりうるのかね。前回知事選挙の内幕を読むと、とてもじゃないが無理が在るように思う。この後どんな展開を見せるのか。
澤籐弁護士のブログは以下から。
http://article9.jp/wordpress/?m=201312