誤表示という表現はおかしいぞ 詐欺表示なのではないか インチキメニュー | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

「原発なくそう ミツバチの会」の活動報告や事務局ノブクンの日々のつぶやきを発信しています。

一流ホテルで次々と偽のメニューが明らかになっている。
高いお金を出して、やはり〇〇の料理は違うよなどと言いながら食べてみたら、素材はまったく別物とは、お客もバカにされたモノだ。
新聞記事では誤表示という書き方がされているし、当事者のホテル側も同じような言い回しをしているが、どう考えてもインチキ表示で詐欺商法なのではないか。

ビーフステーキなんてほとんど食べたことはないが、「このステーキ、ジューシーで舌の上でとろけるわ」なんて言いながら食べてみたら、牛脂注入の寄せ集め加工肉だったなんて、詐欺そのものだ。

商道徳も地に落ちたと言わざるをえない。

もっとも、この国の政治も「汚染水は完全ブロック」などとトップが平然とウソをついているから、企業もそのまねをしているだけなのかもしれない。



関連記事を。




中国語で「頑張れ」は、「加油」と書いて、ジャーヨウと読む。世知辛い世にあっては、牛肉ですら無理な頑張りを強いられているようだ


▼外国産の牛肉に、加油ならぬ和牛の脂を注射し加え、あたかも霜降り肉のようにする。世間で一流で通るホテルのレストランが、そんな「牛脂注入加工肉」を何の注意書きもなしに供していたという


▼牛肉だけではない。ブラックタイガーがクルマエビとされ、ロブスターが伊勢エビと称され出していた。それがメニューの「記載漏れ」「誤表示」と釈明される。そんな例が、それこそ毎日げっぷが出るほど報じられる


▼中国には「加油加醋」という言葉もあるという。醋は酢。話に尾ひれを付けて、大仰に表現するという意味らしい。どうもこの国には、メニューを書くのに、油と酢を思う存分使っている店が少なからぬようだ


▼牛脂注入加工肉をステーキとして出していたあるホテルは、ホームページに<「加工肉」とは、その材料肉の食感を高め、お客様においしく召し上がっていただくための一定の加工処理がなされた牛肉>との釈明を掲載している


▼これを読んで、「ここまで、客のためを考えてくれているのか。あそこでステーキを食べてよかった」と感心するお客がいるのか。そういえば「人の為」と書けば、「偽」になる。「客の為」と書いても同じ意味でよさそうだ。



「東京新聞」より転載




阪急阪神ホテルズの総料理長、秋の褒章を辞退



阪急阪神ホテルズの中国料理総料理長・大石清治さんが秋の褒章の受章を辞退していたと、2013年11月2日の産経新聞が報じた。阪急阪神ホテルズでメニューと異なる食材を使用していた問題が発覚した直後に辞退の申し出があったという。大石さんは「業務に精励し衆民の模範たるべき者」に授与される黄綬褒章に内定していた。


「JCASTニュース」より転載