夢中になってスキーを楽しむ福島の子どもたち
米沢市に幼児を毎日送り迎えして屋外で遊ばせる「サテライト保育」をしている福島市の「NPO法人青空保育たけの子」の取り組みを応援しようと、米沢市の栗子国際スキー場は26日、たけの子を通じて福島の子たちを同スキー場に招き、無料でスキーやそり遊びを楽しんでもらった。
「たけの子自然学校」と銘打って行った参加者募集に申し込んだ3~15歳の子どもと父母ら計23人が参加。新雪がまばゆいゲレンデで、思いっきり雪と親しんだ。
そり遊びで雪まみれになって満面の笑みを見せる子もいれば、インストラクターのアドバイスを受けながらはつらつと滑り降りる子も。それぞれが夢中になって楽しい一日を過ごした。
福島第1原発事故の影響による健康被害の不安から、福島では子どもたちが外遊びを控えがちな状況が続いている。同スキー場支配人の芳根希代さんは「福島の子には伸び伸びと遊べる場所が必要。来年以降もお招きし、可能な限り支えていきたい」と語った。
たけの子代表の辺見妙子さん(52)は「いろいろな方々に助けられていると、あらためて実感します」と話していた。
「河北新報」より転載
子どもたちが安心して外遊びが出来ないという異常。
こんなもんにしがみつく日本のエネルギー政策の異常。
再びその道を歩み始めようとしている安倍政権。
原発事故を風化させてはならない。
この寒い中、国会前では引き続き大勢の人ががんばってるぞ。
最近の新聞世論調査でも原発をやめることに賛成が7割を超えるなか、原発再稼働・新増設を推進する安倍政権の民意に逆行する姿が浮き彫りになっています。
官邸前では、「再稼働反対」「原発いらない」などと20分をこえるノンストップコールが続き、16歳の高校生が「すべての原発をなくすまで(抗議行動を)続けるぞ」と訴えました。「原子力規制委員会は、原発を再稼働させるための安全基準をつくろうとしているとしか思えない」との声もあがりました。
フィンランドからきた3人の子どもを持つ母親は「原発の新設に反対する運動をしています。日本でこんなに多くの人たちが頑張っていることがうれしい。日本政府は原発輸出をサポートしないでほしい。がんばりましょう」と訴えました。
埼玉県川口市から参加した男性(37)は「昨年は大飯原発が再稼働され、なし崩しでほかの原発も再稼働されると思ったけど、国民の声で防げた。二度と福島の悲劇を繰り返さないために、すべての原発を廃炉にすべきです」。
「先日、福島県南相馬市にいったばかり」という埼玉県新座市の男性(70)。「原発さえなければもっと復旧は早いはず。放射能たれ流しで平気な顔をしている政府、東電には腹が立つ。政府はわれわれの声を聞いてほしい」といいます。
「今日で30回目の参加。選挙で自民が大勝したからこないわけにはいかない」と話す横浜市の女性(69)。「政府は原発にしがみつかないで、それ以外のエネルギーの研究にお金を出すべき」と語りました。
日本共産党の笠井亮衆院議員が参加しました。
「しんぶん赤旗」より転載