畏れを忘れた日本人へ
原発を問い、曖昧な現実を疑え
たかが、お湯を沸かすためだけに
どうして核分裂を起こさせる
必要があるのだろうか
青年が死んだ。死因は心筋梗塞。未来産業にあこがれ、原子力発電所に
就職して7年目のことだった。
残された母は、息子の本当の死因は何だったのかと疑問を抱き、
真相を追い求めていく。
そして隠された真実が明らかに・・・
初演は1981年。それから30年、劇は現実となる。
新宿・紀伊国屋サザンシアターまで出かけて、観劇してきた。
俳優たちの熱演も光り、見応えある劇だった。
30年前の初演は、原発立地自治体でも上演したそうだが、執拗な妨害を
受け続けたという。
全国上演をして是非多くの人に観て欲しいと思った。
青年劇場のアドレスです。
http://www.seinengekijo.co.jp/
なお、エステ-線量計を持っていったので、測ってみた。
新宿駅東側ビル2階 レストラン座席 0.07マイクロシーベルト/時
紀伊国屋サザンシアター座席 0.05マイクロシーベルト未満/時
ちなみに以前インカ展を見に行った上野の国立科学博物館中庭、芝生上は
0.14マイクロシーベルト/時だった。
しかし新宿は人が多い。
最新のファッションに身を包んだ素敵な女性が多くて、目移りしたりして
疲れること。
完全な「お上りさん」だ。