神人をやめる、ということ
神人を名乗る人の中には、どうも胡散臭いお仕事をやっている人もたくさん見かけます。
そういう人は、今稼げれば良くて、ダメならやめたら良いのだと思っているように見えます。
しかし、本来の神人はカミダーリーという神人にならなけらればダメになる状態を経て、この仕事を始めます。
なので「やめる」なんてことは出来ないのです。
私の場合で言えば、役目を先送りすることは出来ても、やめれば死ぬと思います。
私が私の意思でやめれば、私の命がなくなって誰か他の人に役目が飛んで行く。
誰か、例えば家族が理由で役目をできないからとやめれば、その家族を奪われます。(そうやってご家族を亡くされてから神人をやる事になった先輩神人は多いです)
だから本来のカミダーリーを経た神人は、悪徳なお仕事の仕方はできないのです。一生、続けなければならないお仕事なのですもの。
これぞ終身雇用。←いうてる場合か🤣
でもね、じゃあ嫌なのにやらされているのか?と言われたら、やってみたらこの仕事、この役目を心から愛しているんだなぁと思うのですよ。
人の魂が軽くなれば、自分も嬉しい
誰かの心が晴れれば、青空のように清々しい気持ちになれる
愛する琉球の文化や、先輩神人たちが守ってきた宝物を自分も守れるのは誇らしい
神人をやる前には知らなかった、自分の魂が喜ぶ行為です。
出産や介護で離れることはあっても、たぶん私は死ぬまで続けるのだろうなぁと思うのです。