香苑と飛鳥 | 活発なニューテラダ21

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梅栄堂の香苑、薫明堂の飛鳥。
沈香を主体とした線香の最上位モデル。
その上には伽羅があるが、このふたつを入手することは私にとっての「いつかはクラウン」。
そろそろその真価を理解できるであろうと判断し購入した。
確かに石坂浩二の声が聴こえた。

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もったいないので半分に折って焚く。
一方に火をつけ、楽しみ、消し、
もう一方に火をつけ、楽しみ、消し
を3分おきに繰り返した。
集中力が低下したと感じたら一旦〇〇〇〇をしてからまた香りを聞いた。
再び集中力が低下したと感じたら今度は〇〇〇〇をしてからまた香りを聞いた。

微であり深であった。

最初に感じるのはそれぞれのブランドの下位モデルと共通する特有の塩辛い香りであるが、
その裏に広がっているはずの豊潤な沈香の香りの全貌を感知することができなかった。

にもかかわらず、その煙が鼻先をかすめると鳥肌が立ち、頭頂部や後頭部に熱いものを感じ、意識が波打つのを感じた。

今までの経験によると、新たに購入した香を理解するのに一週間ほどかかっている。
時を待つべきだ。