Hej雨

 

移民が多く住むスウェーデンでは、職場に移民の方が働いているってことも珍しくありません。

 

Jの職場にも

 

クロアチア

ロシア

ウクライナ

中国

 

の方が同僚でいるとのこと。

 

なので、ビザ関係の生の情報は同僚から調達することも。

それぞれ状況は違いますが、相談者はいるようですグッ

 

以前、ウクライナ出身のAさんが、1年前だったかな?

半年間の長期休みを取って、職場に戻ってきた、と。

 

半年休んだ理由は、自分の会社を立ち上げる為。

 

私:「フルタイムで働いてるのに。副業?!ガーンガーン副業というか、自分の会社?!それってJの職場はOKだしてるん?日本やったら、NGの会社多いで。」

 

J:「基本的に、認められていない。フルタイムで働いて、夜、家で別の仕事・・・年齢も50代だし、体もしんどいはず。ボスもいい顔してない。zzz睡眠不足が影響して、体調崩して休む日も多いし・・・でも複雑な状況なんだ。ボスもそれを知ってるから・・・しょんぼりしょんぼり」 と。

 

実は、彼女もビザを申請して待っている一人。

 

娘の定住ビザ。ウクライナで働いている娘(30代)をスウェーデンに呼び、近くで生活をしたい、とのこと。

 

申請してから、1年と約8か月ほど。まだ決定は下りていません。

 

問題は、

・Aさん自身も移民でスウェーデンに住んでいるため、スウェーデン国籍ではない

・Aさん名義で家は所有していない

・同棲しているサンボはいるが、収入が十分ではない。(二人の合計収入では受け入れが不可という意味?かどうかは定かではありません。)

 

用は、娘が移住してきた後の生活費と安定した生活を家族全員がおくれるかどうか、が審査のポイントとなっています。

 

Aさんは、会社を立ち上げ、利益を上げることで、

雇用を生み、娘を自分の会社で雇えます=娘もスウェーデンで生活ができる 

 

ということ移民局にアピールするのが目的。

 

事業の内容は分かりませんが、パソコンを使った輸入販売のような家でできる事業だそう。

 

決定までのタイムリミットがあるのか、詳細はJも分からないようでした。

が、これまの移民局とのやり取りで、この戦略がうまくいかなかったら、ビザは下りないだろう、最後の手だとAさん。

 

そういえば、とこの話をふと思い出し、先日、状況に進展があったのか聞いてみた。

 

J:「売上は芳しくない、と噂で聞いたけど・・・はてなマークはてなマーク今、1週間休みとってウクライナにかえってる

よ~ニコ

 

うまく事が運べばいいね、と話した矢先・・・

 

今日、電話で聞いた。

 

J:「ウクライナから帰ってきたけど、仕事に来てなかったから不思議に思って同僚に聞いた。そしたらね・・・・

 

彼女のサンボ、癌が見つかって、余命宣告されたんだって。

手遅れだって。

 

I have no words......

 

人生って残酷。

 

Aさん、サンボさんとは数年前に知り合って、同棲始めたのは1年前なんだって。

 

想像だけど、きっと、会社立ち上げとか、娘さんのこととか。

サンボさんが良き理解者で支え合ってきたんだと思う。

 

人間って、近くで応援してくれる人がいると、頑張れちゃう生物。

 

だから、Aさんは寝る暇を惜しんでも、体に鞭打ってでも、ひたすら頑張ってきたはず。

彼の応援を力に変えて、娘の為、家族の、自分の幸せの為に。

 

それが、病によってすべてを失ってしまうかもしれない。

 

愛する彼、

 

そして、愛する娘との生活も。

 

泣けた。

 

人生ってこんなに残酷なのか・・・

 

Aさんのことを考えると胸が痛くなる一日でした。

 

言葉を失うって、このことですね。。

 

Hejdå

 

Kei