お題のネタに便乗投稿です。

ニュースを見て不安に思うこと

「ニュースは事象を正しく伝えましょう」

これに尽きます。


※写真は本文の内容に関係ありません。

SNSを見ていると、様々な社会の事案や政治などに関するいわゆるネット論争、レスバが繰り広げられておりますが、知識人と評されてる方々でも正確さを欠くニュースの報道を根拠にしていることが多く、床屋談義、井戸端会議の域を出てない、でもSNSでの議論はそんなモノなのかもね。ただそれに付き合わされる専門家、専門職の方々はたまったもんじゃねぇな…とは思いますが。


3月17日の日曜討論、地上波で久しぶりに真面目な経済政策の議論を見たなぁ…という感想です。
本来はNHKの中継が入る本会議や予算委員会もこうあって欲しいものですが。
見逃した方、NHKプラスで視聴できます。
👇
日曜討論 株価・春闘・成長戦略 今後の日本経済は

Xの実況タグを追っていましたら、言葉尻を捉えたような重箱の隅をほじくりまくるようないちゃもんと、あとは「何を討論してるのか?」が理解できていないようなものが散見されました。

私は専門家ではありませんし経済通でもありません。
ですが、とてもよくわかりました。特に齋藤健経産相の話し。これには理由があります。
👇
衆議院 2020年11月25日 予算委員会 #02 齋藤健(自由民主党・無所属の会)



菅政権時の予算委員会で主に経済産業分野での齋藤健さんの質問を憶えているからです。
※ちなみにこの質問は当時、政局好きな保守層からも「何を言ってるのか?演説を聞かされてるようで意味がわからない」と不評でした。
ここから時が経ってみると、この時の質問や提案の内容のように菅政権、岸田政権の経済産業政策が進んできたと思っております。
それは、政策や方針を決める際に用いる根拠、データ資料やエビデンスと言われるものが同じだからです。
それらから何を読み取り、現況を分析して正しく把握した上で、先を見据え政策や方針を決める。
短期だけでなく、中期・長期の展望や海との関係性、国際情勢も含めかなり多角的な見方を要します。
…と、文字にするとデータを正確に読めさえすれば誰でもできそうな錯覚をしてしまいますがそんな事はありません。ヒトという哺乳類の群れの治世は難しいから。(この辺りは長くなるので割愛します)
そういったことを踏まえての質問を「見てる国民に知らせる意味合い」のテレビ入りでやるのですから、根拠を説明する必要があるので語りの部分が長くなるのは当たり前です。
しかも自分の考えを自分の言葉で話している。
ですから私は「へぇ…」と思いながら引き込まれて視聴しておりました。

先日の日曜討論での齋藤大臣が描いてる経済産業政策は、あの当時とブレていない。
さらに先のビジョンを専門家たちとの話しの中で伺うことができてとてもよかったと思います。

そして一点。
2020年の時は「国が企業を後押ししていかなければならない」と言っていた様々な政策、現在では中小企業庁などがかなりやっており、今年の賃上げ額はなかなかの水準になっております。
その上でこの先にどうするのか?番組の中で大臣の発言。
「国や企業がここまでやってるので、あとは国民の意識次第」

本当にその通りだと思います。
失われた30年を国からなんとか補償してもらおう、やってもらおうと斜に構え批判し悲観的に口を開けて待っていたら、いつまでも手にしてる実感を得られない。

NHKプラスのアーカイブは3月23日まで視聴可能です。視聴おすすめします。

 

 

 

 

 

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