お題のネタ投稿です。
昨日の朝ドラが始まるのを待ちながらぼーっとNHKを見ておりましたら、特集に目耳を奪われました。
高齢者の介護入居施設などで出る大量の使用済み紙おむつ。これ本当に重いし水分が含まれているため焼却には燃焼剤を追加しなければならず炉の傷みも早いのです。これを通常の可燃ゴミ焼却で発生する高温の熱風で乾燥と滅菌をしたあとに粉砕し、おがくずと混ぜてペレット燃料にしたあと福祉施設の浴場の湯沸かしに利用するというものです。
他にもう1ヶ所、鳥取県伯耆町でも始まっております。
そういえばチベットやモンゴルなどの遊牧民は家畜のうんちを乾燥させて燃料に利用しておりますから、人間の排泄物が滲みた使用済み紙おむつを乾燥させて燃料に利用するのは不思議なことではないんですよね。
ただ、そこに着目して実用化させる人たちはスゴい!
人間の生体から出る天然素材を起点にした地産地消のエネルギーサイクル、素晴らしいと感動しました。
ちなみに動物園で出る大量の草食動物の糞を堆肥にしているところもあります。施設内の植物だけでなく近隣の農家が利用しその農家は出荷できない野菜や果物を動物園に、というお互いさま。
こういう事をスゴい!とわくわくしちゃうんだけど、共感してくれる人は少ないんですよね。
猛暑日も今日までのようです。