おそらくは需要がないと思われる内容です。
このニュース。
そもそもなぜ旧優生保護法のもとでこのようなことが行われたのか？に関してはこちらの記事の中で説明されております。
他にも視覚障害のある人もこの法律により手術を受けている人がいます。理由は、当時は福祉制度が充実しておらず、誰か(主に親)の手を借りられるうちはなんとかなっても、順番として先に逝く親として先を案じてのことだったそうです。
>なぜ改正されて20年以上経ってからこの問題が表面化したのか。
苦渋の決断で我が子に手術を受けさせた親達が鬼籍に入ったからでしょう。
1950年(昭和25年)に制定された精神衛生法により、知的障害、精神障害がある人の私宅監置が禁じられました。それで自由を得た人たちを下半身の欲求の捌け口にする連中(それも通りすがりの知らない人ではなく、酔った近所の人だったり身内だったりという畜生っぷり)による妊娠だけは避けたいという親心だったそうです。当時の価値観は今とは違うので。
親も話せなかったのでしょう。
その親の世代の人たちが鬼籍に入ってから「あなたは国の法制度の被害者です」と諭すことが果たして当事者の幸せのためなのでしょうか。
…続く。