私の今までのお正月。


でも、今年は、義母の調子が悪かったので。


おせちを購入することになりました。

正直、心の中でガッツポーズです。

義母も無理をすれば、事始めの儀式や食事は用意できたのかもしれませんが、

もう無理しないようにと夫が説き伏せたようです。

kannaも母さんの代わり全部はできないよとも言ってくれたのです。

夫が義父母と話して、

食べるものは子どもたちで用意して義姉妹にも少し負担してもらおうということにしました。

3万円くらいのおせちを2個。

あとは、私がいつものブリを刺身にして、

なにか温かい料理を作ることにしました。

まあ、予定では、義姉妹家族分を入れると、14人分くらいになるので、

そんなものかなと。


夫が、

義姉妹それぞれに、

「おせちは子ども達3人で折半で用意して、刺身とあたたかいものを、kannaが用意するから。

飲み物は父さんが用意する。

それぞれ2万ずつ出そうよ。

で、31日は早めに来て、少しは手伝ってよ。」

と連絡をしました。

我が家の負担は、義姉妹よりも多くなるし、

私も料理を作ったり、

魚を捌いたりしないといけなくなるけれど、

義姉妹少しでも負担させることができるならお易い御用です。


そうしたら、

義姉妹揃っての返事は、

なんと、


義母が調子が悪いので、

今年は年越しから行くのはやめて、

2日に昼に顔出すだけにする。

というものでした。

なので、負担はしないということらしいです。


私達が結婚し夫の実家でお正月を過ごし始めてから、

義姉妹が1度か2度帰省しなかったことがありました。確か不祝儀がらみです。


が、ここに来てそれか!

という感じでした。


夫は怒りをとおりすぎて、呆れていました。


私は、それならと、

私流の洋風おせちを作りました。

煮豚、テリーヌ、お煮しめ、紅白なます、田作り、紅白かまぼこ、数の子、など、我が家が好きな物だけ。

あと、たっぷりとおでん。

夫と子どもたちが好きなドフィノワ。

いつもの事始めのおせちとは全く違うものになりました。


義父母と我が家だけのの静かなお正月でした。

伝統の事始めのおせちではなく、

漆器の食器でもない、私にとっては普通のお正月。


1月1日の朝に

義父母に我が家に来てもらいました。

用意した簡単おせちと、お刺身でのんびり。

私の郷里のお雑煮も作りました。

何故か義実家はお雑煮の習慣がありません。

事始めの料理には、ハマグリとゆで卵と三葉としめじのお吸い物がつくからかもしれません。


夫は私の作るお雑煮が好きで、いつも帰省後は自宅で作ってました。

義母は、微妙な顔で食べてました。


食事の後は、

撮り溜めていた、次女の学校行事のビデオを見たり、正月番組を見たりして、

ゆっくりと過ごしました。

義母は、

「あの子たち(義姉妹)も、心配して遠慮してるのよ。やっぱりkannaちゃんに手伝ってもらって事始めのお料理すればよかったかしら。」

と、恐ろしいことを言いましたが、

夫がすかさず、

「kannaありきで考えないでよ。kannaは28日まで仕事してるし、姉さんたちに手伝わせるならわかるけど」

と言い、義母を黙らせていました。

義父母は、昼過ぎに母屋に帰りました。

私は、義父母の夕食用に、

別のお重におせちを詰めたものと

おでんを鍋で届けました。

それで、お正月は終わりました。


2日は、昼前に義姉妹家族が来て、

義父母は、お寿司をとったようです。

私たちは、昼過ぎて顔を出し、

義姉妹が持ってきたシャトレーゼのケーキをみんなで食べました。


義父母用に作ったおでんが義姉妹家族のお腹に入っていたなど、

どうかと思うこともあったけれど、

結婚後、初めての平穏なお正月でした。

私はゆっくり過ごすことが出来ました。


これからはこうやって過ごせるといいなあと心底思っていました。


そして、もうすぐお正月がやってきます。

でも、今年のようなお正月にはならないことを、

昨日義母から聞きました。


続きます。



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