「今年の漢字」は | Issay's Essay

「今年の漢字」は

Issay’s Essay-今年の漢字は

 随分前になりますが、「白い恋人」に始った食品問題、「不二家」から「赤福」その後も原料偽装では牛肉ミンチ・コロッケ、地鶏、豚肉、そうめん、産地偽装でシジミ、牛肉、ウナギ、ジュースなど、さらに賞味期限切れの菓子、餅、うどん、などと大きな社会問題となり、昨年は、恒例の京都・清水寺貫主が書かれる漢字は「偽」となりました。
 今年は落ち着くかと思っていた偽装問題、下関では中国産アンコウを下関産だと偽って販売、「アンコウ」が下関ブランドとして認められつつあるときの産地偽装ですから関係者のショックは大きいものでした。また下関のフク連盟にも加入していない業者のトラフグ国産偽装もあり、やり場の無い怒りの声が上がりました。
よくも凝りずにと「船場吉兆」、ウナギの「魚秀」「汚染米、事故米」と、直接「食」の健康被害に関る、ますます巧妙で悪質なものでした。
 冷え切った経済状況で年が開け、原油高騰急落、株価の変動、物価の急騰さらに天変地変、突風・高潮・雪崩・集中豪雨・土砂崩壊それに大地震、教員不正採用、振り込めサギ、相次ぐ通り魔、相撲界と学生の大麻事件、テロ警戒と人種問題の北京オリンピック、首相の交替劇、大手業界生産制御、リストラ実施、派遣社員解雇、地球温暖化対策を模索しながらの年の瀬。「山口さんちのツトム君」の歌を、思い出した。『このごろ何だか変よ・・』。生徒児童の理数科の成績低下が、授業時間増加にふみだした学校現場、今まで円周率が「3」だったとは、これじゃあ学力低下も当たり前ではないですか。 そんなことを思っていたら、日本人4人のノーベル賞受賞の快挙もありました。
 芭蕉俳諧の基本理念に『不易流行』がありますが、はたして今年の漢字は、『変』だと決定されました。