尾道「文学のこみち」で
先日、広島県尾道市に行ってきました。
平成18年(2005)に、因島市と瀬戸田町を編入したので人口は約15万人というところで、「坂の町、文学の町」として「古い町並み観光」を進めています。
私が訪ねた目的の一つに、林芙美子のことがありました。千光寺公園には「文学のこみち」があり、20数基の文学碑が並んでいます。芙美子の碑は中ほどで、尾道の町を背景にした見晴らしの良い最高の場所にありました。幅が2m.を越す大きな石に『放浪記』の一節「海が見えた。海が見える。五年ぶりに見る尾道の海はなつかしい、汽車が尾道の海へさしかかると、煤けた小さい町の屋根が提灯のように、拡がってくる。・・・」逆光ながら文字の大きさ彫りも良くて、何より読み易いのが良かったと思いました。そばの説明版には「下関の人。大正五年尾道に移り住んで・・」と有って、気分よく歩き千光寺裏に着きました。