小学1年の12月24日の時の話



僕は兄とともに枕元に靴下をかけて

朝起きたときのプレゼントを楽しみしていた。

寝る前には母親がプレゼントを入れるのを忘れないように

忘れないでね と念を押してから寝た。



朝起きるとそこにはヒーローものの

人形が入っていた。

すごくうれしかった。

でもこれは何なんだろう?

買ったはずの母親に聞くとわからない。

兄に聞いてもわからない。

で結局、兄が友達に聞いてくれて

それは、ミラーマンにでてくる敵役の○○だ。

ミラーマンなんて知らないし しかも敵役

そんなのわからないよ



3歳まではサンタクロースを信じていたらしいけど僕には記憶が無い。

小学1年の時にはクリスマスプレゼントは当然母親がくれるものだと思っていた。

それは自分に限らずすべての子どもがそうだと思っていた。

マンガやテレビでサンタクロースを信じている子どもなどがいると

現実にはそんなことあるわけ無い

と思っていた。

ところがサンタクロースがプレゼントを配っている

と言う話を本気で信じる子どももいることを大人になってから知った。

緘黙だと友達が非常に少なく世間一般の常識と外れてしまうことって

結構あるんだなって思う。

(そんな僕だけど梶原一騎のマンガは実話だと信じていた)